要請番号(JL24824B13)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ペドロ・アルタミラノ病院
3)任地( エステリ県ラ・トリニダ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ニカラグアの保健行政は、村レベルの保健所、市レベルの保健センター、県レベルの地域病院、国レベルの専門病院という階層となる。県レベルの地域病院に該当する配属先は、ニカラグア北部のエステリ県ラ・トリニダ市に位置する総合病院で、無料にて医療サービスを提供している。内科、外科、婦人科・産科、小児科、整形外科、泌尿器科、皮膚科、リハビリテーション科、自然医学科、理学療法科と86の病床、薬局、検査室があり、救急外来対応も行っている。さらに、病院敷地内に義肢装具工房があり、歩行改善のために整形外科用インソールが必要な患者や、下肢切断患者のため義肢装具が必要となった患者に対応している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国は、糖尿病や血栓症による部分切断、内戦時代の地雷の影響や近年増加傾向にある交通事故、銃器犯罪等によって四肢の一部を失った患者が多い。一方、福祉用具工房や義肢装具士が不足している。配属先は、全国に3か所ある福祉用具工房の一つであり、下肢義足、インソールや脳性麻痺の子ども用のスプリントの製作・修理・調整等の業務を行っている。工房には、義足やインソールの採寸を受ける患者が1日に15人前後来院しており、ひと月平均5つの義足を納品している。工房の需要が高まる中、患者のニーズに応える為、理学療法科やリハビリテーション科との連携を強化し、より快適かつ機能的な義肢・装具の導入が必要であり、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う。
1. 義肢・装具の製作における助言や支援を行う。
2. 義肢・装具製作に関する患者、理学療法科やリハビリテーション科との連携支援を行う。
3 .製作した義肢・装具装着後の患者のリハビリ補助や調整を行う。
4. 他の医療機関のリハビリテーション科に対する義足採寸に関する助言等を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
義肢・装具製作工房、義肢・装具製作に必要な工具及び機械、素材等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
院長(20代男性、経験2年)、義肢装具士(40代男性、経験10年)、理学療法士(30代女性、経験15年)
活動対象者:
義肢装具士1名、患者1日約15名、理学療法科・リハビリテーション科の医師、その他医療機関のリハビリテーション科の医師等
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(義肢装具士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居はホームステイの予定。