要請番号(JL24824B15)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
グラナダ保健センター
3)任地( グラナダ県グラナダ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、保健省管轄の保健センターで、市民約13万人に対し医療サービスを提供している。保健センターには、妊産婦ケア、子どもの成長と発達モニタリング、予防接種、婦人科、内科、小児科、歯科、栄養学、薬局、検査室、HIV/結核、疫学、環境衛生、自然療法と補完療法、救急などがある。女性、子供、青少年、慢性疾患を持つ高齢者、障害者、精神衛生に対する包括的ケアや、妊婦と新生児の死亡率減少のためのプロモーションと予防活動を展開している。JICA技術協力プロジェクト「家庭・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2020年12月-2025年5月)の実施地域である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の婦人科では、1日約40人の妊婦を診察し、管轄のカサ・マテルナ(お産を待つ家)はひと月約30人の妊婦が利用している。配属先は、「家族・地域保健モデル」の戦略の下、人々、家族、地域社会の健全な発展を目指し保健活動に取り組み、都市部や農村部の妊婦、地域の若者や青少年を対象とした保健活動を行っている。しかし、妊娠、出産、産後、家族計画や母乳育児のリスクに晒されている家族が多くいる。そこで、妊婦や青少年に対する保健教育の質の向上と、保健スタッフの能力強化が必要とされ、本要請に至った。本要請はグループ型派遣の一環であり、他の助産師隊員との連携を通した母子保健サービスの強化が期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う。
1. 妊婦把握のための家庭訪問や妊婦サークルに同行し支援する。
2. 出産計画、避妊法、小児期の免疫疾患ケア等のコミュニティ戦略に関する活動を支援する。
3. 若年妊婦や青少年向けの資料作りや講習会について、保健スタッフに研修を行う。
4. 各地域にある、妊婦、青少年、保健スタッフのサークル運営管理に関する助言を行う。
5. 地域ネットワーク(保健・地域ボランティア)向けの研修や、妊婦向けの講習会で助言や支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
所長(30代男性、経験4年)、女性と子どもの総合ケア担当(30代男性、医師)、看護師(40代女性、経験24年)
活動対象者: 助産師4名、婦人科医1名、看護師101名、小児科医1名、その他医師等82名、保健・地域ボランティア等874名、保健センターやカサ・マテルナ、地域の妊婦
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚も同等の学歴を有するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要
[参考情報]:
・地域の人々との活動経験なるべく
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居はホームステイの予定。
グループ型派遣として、他の医療職種隊員と連携した活動が期待される。