2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24825A05)

国名
ニカラグア
職種コード 職種
C151 農産物加工
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2
遠心分離機・乳製品脱脂機 .酪農・食肉加工研究室 実験室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家技術庁 (INATEC)

2)配属機関名(日本語)

INATECホセ・ドローレス・エストラーダ技術センター(ナンダイメ校)

3)任地( グラナダ県ナンダイメ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国家技術庁(INATEC)は、社会経済の基盤である産業人材の育成を担う機関で、全国に55の技術指導センターを有する。これらのセンターは、14歳以上の若者を対象とした職業訓練校としての役割を担う他、就業者や生産者に対する研修や講習会等も実施している。INATECホセ・ドローレス・エストラーダ技術センター(ナンダイメ校)は、「農業」「家畜飼育」「獣医学」「農産品加工」等に関する8つの職業訓練コースを有する。平日クラスのほか、夜間クラスや土・日クラスなども開講しており、現在、全コースで生徒約500人、職員50人が在籍している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では4名の担当教員が「農産物加工」に関する指導にあたっており、農産物加工を学ぶ約60人の生徒のほか、20名の講師が中心となり、毎年約1000人の農産物加工に従事する外部関係者への研修なども実施している。近年、農産物加工技術の進歩と商品の多様化が急速に進む中、担当教員らの知識や技術もそれに合わせて向上させていく必要がある。しかし、それには専門的な知見を有する人材による助言が必要であるとし、本要請に至った。加工品(乳製品、食肉、穀物、野菜、果実、家畜飼料等)の保存やラベル刷新、品質管理等についてや、特に穀物分野の知識や技術が不足しているため、その指導に関する助言等が求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1.農産物加工(乳製品、肉類、穀物、野菜、果物等)の内、特に穀物(トウモロコシ、豆類、米、乾燥バナナ粉等)についての製粉や加工の知識と技能に関する指導の助言をする。
2.農産物加工を学ぶ生徒の授業や実習における補助を行う。
3.マニュアルやテキスト、教材等の改善(特に、穀物加工分野)を行う。
4.農産物加工に関する最新の知識や技術を紹介する(たとえば、より飲みやすい穀物飲料の開発等)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品一般、農産物加工実習場(肉、乳製品、穀物、果物、野菜、家畜飼料)、バター製造機、スモーカー、脂肪分離機、穀物粉砕機、ミートスライサー、加熱器、等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長(50代、男性、経験15年、数学教育)
副校長(40代、女性、経験12年)
農産物加工担当教員4名(主に30代男女、経験8~10年)
活動対象者:
対象生徒約60人、研修講師20名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚も同様の学歴を有するため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への助言が想定されるため

[汎用経験]:

 ・農林水産業および関連する加工業等の経験

[参考情報]:

 ・農作物付加価値化の関連知識があると尚よい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住居は、ホームステイの予定。
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