2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24825A20)

国名
ニカラグア
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

チナンデガ保健管区事務所

3)任地( チナンデガ県チナンデガ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、保健省が実施する保健・医療サービスを県レベルで統括する機関である。チナンデガ県の13市(人口約45万人の内33%が農村部に居住)の保健ポストや保健センター(一次及び二次医療機関)を統括し、住民の健康促進、医療サービスの無料提供、予防接種、予防・リハビリテーション啓発活動や保健スタッフの育成などを行っている。JICA技術協力プロジェクト「家族・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2021年-2025年)の実施地域である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、保健センター、病院やカサ・マテルナ(お産を待つ家)など、地域ネットワーク(地域保健ボランティアや伝統的産婆等)と連携し、妊婦ケア、産後ケア、出産時の合併症予防、新生児ケア、青少年の思春期リプロダクティブヘルスケアを実施している。一方、管轄地域の妊婦の40-60%が過体重や肥満など母体及び周産期に係る課題を抱えており、早期かつ専門的な治療や予防強化に取り組む必要があるとし、本要請に至った。JICA海外協力隊には、カサ・マテルナ(お産を待つ家)に入居する妊婦への母子保健指導や新生児ケア、家族計画の促進、青少年を対象としたリプロダクティブヘルス等に関する活動が求められている。グループ型派遣の一環であり、他の助産師隊員と連携した母子保健サービスの強化が期待される。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と共に以下の活動を行う。
1. 保健センターやカサ・マテルナ(お産を待つ家)等への訪問活動に同行し、看護・保健スタッフ等の補助や助言を行う。
2. カサ・マテルナ(お産を待つ家)に入居する妊婦を対象に、母子保健(産前・産後ケア、乳児の世話等)に関する講習会を企画、実施する。
3. 青少年サークルに参加し、思春期リプロダクティブヘルス等に関する活動を行う。
4. 配属先の管理チームや地域のネットワークチームが実施する会議や活動に参加し、補助や助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品一般(机、椅子、文房具等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
所長(40代、女性、医師)
同僚(医師1名、看護師2名、保健師1名)
活動対象者:
妊婦約3900人、青少年約9700人、医療従事者約400人、地域保健ボランティア約900人

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚も同等の学歴を有するため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(21~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住居はホームステイの予定。
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