2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24825A21)

国名
ニカラグア
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

チョンタレス保健管区事務所

3)任地( チョンタレス県フイガルパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健省が実施する保健・医療サービスを県レベルで統括する機関で、県内10市の保健ポスト・保健センター(一次及び二次医療機関)を統括し、住民の健康管理、予防啓発活動、医療サービスの無料提供、感染症等の監視、実施体制強化のための地域保健ボランティアの育成等を行っている。年間予算は約863万米ドル。2024年2月からJICA海外協力隊3代目助産師隊員が活動している。また、JICA技術協力プロジェクト「チョンタレス保健管区及びセラヤセントラル保健管区における母と子どもの健康プロジェクト(SAMANI)」(2015年-2019年)、「家族・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2021年-2025年)の実施地域である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、県内10市の約20万人の住民を対象に、保健・医療サービスを提供している。特に、同地域での妊婦死亡率の減少を目指し、地域医療における母子保健サービスの強化を図っている。配属先にはJICA海外協力隊が派遣され、初代から現在の3代目助産師隊員は、同僚とともに農村地区の保健センター、カサ・マテルナ(お産を待つ家)、産院、学校や思春期サークルなどを訪問し、母子保健講習会(妊娠と出産、育児教室、未熟児新生児ケア、若年妊娠の防止、家族計画等のテーマ)や、教材の開発・作成等の活動を行ってきている。これらの活動の更なる発展と定着を目的として後任要請がなされた。同要請は、グループ型派遣の一環であり、他の助産師隊員と連携した母子保健サービスの強化が期待される。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と共に以下の活動を行う。
1.地域保健ボランティアや伝統的産婆などを対象に、母子保健サービスの改善に関する助言や講習会等を行う。
2.カサ・マテルナ(お産を待つ家)の妊婦を対象に、母子保健に関する講習会等を企画・実施する。
3.青少年を対象に思春期リプロダクティブヘルスに関する講習会を企画・実施する。
4.地域病院の妊婦ケア担当看護師に、新生児ケアや母乳育児に関する助言を行う。
5.母子保健に関するコミュニティ活動評価会議に参加し、補助や助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品一般(机、椅子、文房具等)、資料、講習会用備品

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
所長(50代、女性、医師)、青少年部門担当(20代、女性)、女性・子ども・青少年包括ケア担当(20代、女性)、保健サービス部長(60代、女性、看護師)
活動対象者: カサ・マテルナ(お産を待つ家の妊婦約30人/月、地域保健ボランティア約1800人、伝統的産婆約320人、医療従事者約130人)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚も同等の学歴を有するため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住居はホームステイの予定。