要請番号(JL24825A22)


・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ハシント・エルナンデス教育病院
3)任地( 南カリブ海岸自治区ヌエバ・ギネア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、南カリブ海岸自治区のヌエバ・ギネア市にある地域病院で、市内の保健ポストやカサ・マテルナ(お産を待つ家)を管轄し、保健システムを立案・実施するとともに、住民約8万人(28%が都市部、72%が農村部に居住)を対象に、健康促進、医療サービスの無料提供、予防啓発活動等を行っている。救急含む外来診療は、産婦人科、小児科、内科、整形外科、外科、耳鼻咽喉科、理学療法、麻酔科などがある。JICA技術協力プロジェクト「チョンタレス保健管区とセラヤセントラル保健管区における母と子どもの健康プロジェクト(SAMANI)」(2015年-2019年)、「家族・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2021年-2025年)の実施地域である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、「女性・子ども・青少年のための包括的なケアプログラム(AIMNA)」を実施し、地域ネットワーク(地域保健ボランティアや伝統的産婆等)と連携し、妊婦ケア、産後ケア、出産時の合併症予防、新生児ケア、母乳育児、予防接種、青少年への思春期リプロダクティブヘルス等に取り組んでいる。配属先の産婦人科では月平均100件の分娩があり、また、病棟では母子保健、母乳育児、家族計画の講習会なども行っている。今後さらに、早産や妊産婦・新生児の死亡率の減少を目指す必要があるとし、本要請がなされた。グループ型派遣の一環であり、他の助産師隊員と連携した母子保健サービスの強化が期待される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と共に以下の活動を行う
1. 病院やカサ・マテルナ(お産を待つ家)の妊婦を対象に、母子保健に関する講習会等を企画、実施する。
2. 講習会の資料や配布用の母子保健に関する教材・パンフレット等を作成する
3. 産科病棟の看護師や医療スタッフに同行し現状の把握を行い、分娩に立会い(観察)、改善点等の提案や助言を行う。
4. 産科領域における基準やプロトコル評価の補助や助言を行う。
5. 出産、分娩、産褥に関する記録、母子保健指標の整理・更新方法の補助や助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品一般(机、椅子、文房具)、資料等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
院長(30代、男性、医師、経験5年)、看護師長(40代、女性、経験20年)、地域担当責任者(30代、女性、経験4年)、AIMNA担当者、MOSAFC担当者、婦人科医、助産師、内科医、看護師)
活動対象者: 妊婦約500人、地域保健ボランティア約330人、伝統的産婆約190人
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚も同等の学歴を有するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験ある同僚への助言が必要な為
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居はホームステイの予定。