要請番号(JL25118A13)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マリアノ・プラド・アラウス中高学校(高等部)
3)任地( コクレ県ナタ ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
パナマではすべての公立学校を教育省が所轄しており、各県に地域事務所をもって教育行政を司っている。配属先であるマリアノ・プラド・アラウス中高学校は、1971年創立、生徒数1100名、教員数70名の学校である。中学と高校からなり、高校には科学と商業の2コースがある。今回の要請内容である物理は、高校の科学科のみで行われている。年間予算は43,000ドル(教員給与を除く)。JICAでは、学校教育の改善のため、パナマ国内のいくつかの学校に、算数・数学教育、理科教育、環境教育のボランティアを派遣中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
理科学習についてのパナマのレベルは、中南米の中でも低く、理科教育の改善は、教育省において重要な課題となっている。理科に対する苦手意識を払拭するため、生徒が興味を示す授業内容と指導方法の確立、暗記中心の学習から考える学習への転換が推進されている。しかしながら、学校現場において、理科に興味を持つ子どもは少ないのが現状である。この学校では、生徒の興味を引き出すため、物理の実験室を設置し、実験授業を推進したいとしているが、教員の知識不足もあり、物理の実験授業の実施は不十分なままである。このような中、JICAは日本の教育方法を実践・普及するため、いくつかのパイロット校にJICAボランティアを派遣しており、この配属先についてもボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下のような内容を中心に、教員及び生徒を対象とした活動を行う。
1. カウンターパートとともに物理の授業・実験を行い、授業の指導法についての助言・支援を行う。
2. 教員対象の研修会やセミナーを企画・実施する。
3. 授業観察、研修会のモニタリングを行い、授業の質の向上を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
物理実験室、教室、机など
4)配属先同僚及び活動対象者
上司である副校長は、60歳、20年経験の数学教師の男性。
カウンターパートは、50歳、民間企業勤務経験のある、教員経験9年の男性。カウンターパートを含め、物理の教員は2名。
物理を履修する生徒は、日本の高等学校1-3学年に相当する約300人の生徒。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)