2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL25118A17)
募集終了

国名
パナマ
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ベアトリス・ミランダ・デ・カバル中高学校(中学部)

3)任地( チリキ県ドレガ ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パナマではすべての公立学校を教育省が所轄しており、各県に地域事務所をもって教育行政を掌っている。配属先であるベアトリス・ミランダ・デ・カバル中高学校は、1972年創立、生徒数2100名、教員数110名の学校である。高等部は、科学、商業、経理、電気の4コースがあるが、ボランティアは、中学部で数学を担当する。年間予算は84000ドル(教員給与を除く)。JICAでは、パナマ国内のいくつかの学校に、算数・数学教育、理科教育、環境教育のボランティアを派遣しているところである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パナマの数学レベルは低く、OECD(経済協力開発機構)生徒の学習到達調査(2009)で65か国中64位、数学オリンピック(2015)で104カ国中99位になるなど、教育省にとって数学能力向上は重要な課題となっている。生徒の多くは数学に苦手意識を持っており、興味・関心を引き出す授業内容、指導法が必要となっている。このようなことから、日本の教育方法をいくつかのパイロット校で実践・普及しており、この学校にも2017年3月までボランティアが派遣されていた。前任のボランティアは、各教員の指導法の改善だけでなく、教員同士で学びあうこと、生徒同士で学びあうことも改善策のひとつとして取り入れている。このような活動の成果を、学校全体の数学指導力向上に結びつけるためには、後任ボランティアの派遣が必要と考えられたことから要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下のような内容を中心に、教員及び生徒を対象とした活動を行う。
1. カウンターパートとともに数学の授業・実験を行い、授業手法等についての助言・支援を行う。
2. 教員対象の研修会やセミナーを企画・実施する。
3. 授業観察、研修会のモニタリングを行い、授業の質の向上を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

数学演習室、教室、机など

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパートは11年経験の数学教員、大卒、30代半ばの男性。
上司である校長は、40年経験、修士、60歳の男性。
対象生徒は、日本の中学校1-3年に相当するいずれかの学年の生徒。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】