要請番号(JL25123B04)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
カピラ中高等職業技術学校
3)任地( 西パナマ県カピラ市 ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
地方の小都市郊外にある生徒数約1,600名、教員数109名の大規模な中高併設の学校。高等部は科学、商業、農業の3科からなり、農業科の生徒数は約400名、14名の専科の教師により、教室及び校内(敷地31ha)の牧場、圃場、養殖池にて各種授業・実習(乳牛、肉牛、豚、鶏など家畜飼育管理、養蜂、淡水魚養殖、野菜や果樹の栽培等)が行われている。圃場にはビニルハウスや簡易灌漑施設もある。これら家畜飼育や作物栽培技術の他、有機肥料、病虫害対策、食品保存技術、食肉・食品加工についても授業が行われている。卒業生は主に大学進学、農場での就業、農業系企業への就職。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、農牧業技術者でもある経験豊富な専科の教師により、各種座学、実習指導が行われている。ただし、それら教師も新技術等に関する知識のアップデートが必要であり、新しい栽培技術や管理方法を取り入れ、授業・実習内容の質を向上するために、JICA海外協力隊の派遣による支援が求められた。隊員へは、同僚が実施する授業向上のためのサポート、農業実習において有機野菜栽培や有機肥料などを含む、効果的かつ市場ニーズにあった栽培管理方法に関する助言やサポートが期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.授業、実習を観察し、現地教員とより良い授業実施に向けての提案、意見交換を行う。
2.授業、実習や、圃場での作物栽培において、土壌管理、病虫害対策、有機肥料等を含め、技術的な助言サポートを行い、知識・技術の交流、共有を図る。
3.研修や勉強会を企画し、現地農牧業のニーズに応じた知識のアップデート支援を行う。
4.実習運営管理の改善サポート(機材工具の管理、安全衛生、小規模灌漑等の栽培環境整備など)が行えれば尚良い。
※現在圃場で主に栽培されている作物は、きゅうり、トマト、クラントロ(香菜)、ピーマン、コーヒー、水稲、トウモロコシ、ニャメ、ユカ、かぼちゃ等。果樹はグアバ、ゴレンシ、バナナ、調理用バナナ等。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般農機具、圃場にある小規模ポンプやビニルハウス、苗床等各種施設。トラクターや耕運機等もあるが、隊員による使用は想定していない。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:農業技師(教師)9名、植物病理学教師1名、畜産学技師(教師)4名(大卒、年齢・経験は様々)
活動対象者:上述の専科教師ほか、学校内の教師、高等部農業科の生徒約400名。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:専門的、学術的な知識が必要
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)