要請番号(JL25123B08)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ルシリア・二エト・ピメンテル小学校
3)任地( エレラ県ロス・ポソス市 ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
地方山間部の町にある児童数248名、教員数20名の小規模小学校(幼稚園併設)である。年間予算は7,200米ドル。これまでJICA海外協力隊が派遣されたことはない。コロナ禍での2年間のオンライン授業実施を経て、2022年度より対面授業を全面再開している。地域の自治体に米国人ボランティア2名(環境教育、ジュニアリーダー)が派遣されており、同校と連携した活動も実施される予定がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パナマは算数の学力が非常に低く、OECD(経済協力開発機構)の学力到達度調査や算数オリンピックで下位に低迷しており、算数の学力向上(特に小学校での教育)が教育省の最も重要な取組課題となっている。適切なカリキュラムや教科書、教材が整備されていないこと、教員自身が算数指導に対して苦手意識を持っていることから、学校現場では板書を生徒に写させるだけの旧態依然とした教育が行われていることが多く、児童生徒の多くが早い段階で算数に対して苦手意識を持ってしまっているのが実態である。記憶に頼らず自ら考える力を児童生徒に身につけさせるような指導法への転換を図るべく本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.教員に実践的な算数指導法や授業運営について助言する。
2.教員対象の研修会やセミナーを企画・実施する。
3.教員と共に生徒の算数の学力向上を図る。
4.他校配属の教育分野隊員と協働で、国全体の算数教育の底上げへの提言をまとめる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、執務机、コンピューター、その他教材・教具。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:約15名の算数指導に携わる教員。カウンターパートは30歳代、女性教員(経験15年)
活動対象者:同僚教員及び児童。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)