要請番号(JL25124A11)
募集終了
3代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ベニグノ・トマス・アルゴテ中高等学校
3)任地( チリキ県ボケテ市 ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
標高が高く比較的冷涼な山間部の町に所在する、7年生から12年生(日本の中学1年から高校3年)の生徒数1,000名、教員数55名の比較的大きな中・高等学校である。年間予算は50,000米ドル。コロナ禍による派遣中断前には、JICA海外協力隊が同校で1年8か月間活動を行い、その間、隊員による教師に対するセミナー等も実施された。コロナ禍での2年間のオンライン授業を経て、2022年度より対面授業を全面再開している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パナマの学校教育では算数・数学の学力が非常に低いことが課題であり、算数の学力向上(特に小学校での教育)が教育省の最も重要な取組課題となっている。適切な教育カリキュラムや教科書、教材が整備されていないこと、教員自身が算数指導に対して苦手意識を持っていることから、生徒の多くが小学校の早い段階で算数に対し苦手意識をもってしまっているのが実態であり、中学校での数学習熟においてもその影響が現れている。かかる状況において、中学校の数学教師の能力向上も求められ、授業運営技術の向上、生徒に対し記憶に頼らず自ら考える力を身につけさせるような指導法への転換を図るべく、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先学校で現地教員が実施する数学授業に入り、観察を行う。
2.中等前期(日本の中学1年から3年)の教員に実践的な数学指導法や授業運営について助言する。
3.現地教員とともに生徒の数学への興味向上、基礎学力向上のための施策を考え実行する。
4.同教員対象の研修会やセミナーを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、執務机、コンピューター、プリンタ、その他教材・教具。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教員6名(数学教員、年齢・経験は様々)。カウンターパートは50歳代、女性教員(経験26年)
活動対象者:同僚教員及び生徒。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)