2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL25124B12)
募集終了

国名
パナマ
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

サン・アンドレス職業技術高等学校

3)任地( チリキ県サン・アンドレス市 ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 10.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

県庁所在地都市から1時間半の農村部にある生徒数245名、教員数27名の小規模な中高併設の学校。高等部は農業科のみであり、生徒数は92名、農作物栽培、畜産、農産加工等の5名の専科の教員(農業技師)により、教室及び校内(敷地32ha)の農場、牧場にて、各種授業・実習(乳牛、肉牛、豚、鶏など家畜飼育管理、野菜や果樹の栽培等)が行われている。圃場にはビニルハウスや簡易灌漑施設もある。これら家畜飼育や作物栽培技術、及び有機肥料、病虫害対策、食品保存技術、食肉加工、食品加工についても授業が行われている。卒業生は主に大学進学、農場での就業、農業系企業へ就職。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、農業技師でもある経験豊富な専科の教員により、各種座学、実習指導が行われている。ただし、それら教員も最新技術等に関する知識のアップデートが必要であり、新しい栽培技術や管理方法を採り入れ、授業・実習内容の質を向上するために、JICA海外協力隊の派遣による支援が求められた。隊員へは、同僚教員が実施する授業向上のためのサポート、農業実習において有機野菜栽培や有機肥料などを含む、効果的かつ市場ニーズにあった栽培管理方法に関する助言やサポートが期待される。畜産業もさかんな地域であるが、小規模な土地利用の野菜栽培・生産のニーズも高く、同栽培技術・管理に詳しい隊員が求められる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.授業、実習を観察し、現地教員とより良い授業実施に向けての提案、意見交換を行う。
2.現地教員と共に、圃場での作物栽培に携わりながら、土壌管理、病虫害対策、有機肥料等含め、技術的な助言サポートを行い、知識・技術の交流、共有を図る。
3.現地農牧業や市場のニーズに応じた、作物生産、栽培技術の勉強会や研修等が企画、実施できれば良い。
4.授業や実習運営の改善サポート(機材工具の管理、安全衛生、小規模灌漑等の栽培環境整備など)が行えれば尚良い。
※現在圃場で主に栽培されている作物は、トウモロコシ、ユカ・オトエ・ニャメ(山芋)等イモ類、キュウリ、ピーマン、マメ類、インゲン、トウガラシ、アボガド、食用バナナ、家畜飼料作物等。そのほか、果樹の苗床もある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般農機具、圃場にある小規模ポンプやビニルハウス、苗床等各種施設。トラクターや耕運機等もあるが、隊員による使用は想定していない。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:農業科教員5名(農業技師、大卒及び
農業学校卒、男女、年齢・経験は様々)。

活動対象者:上述の専科教員ほか、学校内の教員、高等部農業科の生徒92名。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:専門的、学術的な知識が必要

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】