要請番号(JL25125A19)


・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
バル―職業技術高等学校
3)任地( チリキ県バル―市 ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 10.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
県庁所在地都市から1時間半の国境沿い農村部にある生徒数751名、教員数79名の中高併設校。高等部は農業科及び、電気、機械、自動車等工業系5科からなり、農業科には120名が在籍。7名の専科の教師(農業技師)により、教室及び校内(敷地132ha)の牧場、農場にて各種授業・実習(牛、豚など家畜飼育管理、野菜や果樹、飼料作物の栽培等)が行われ、食品保存技術、食肉加工、食品加工についても授業が行われている。生徒は同地域の畜産農家の子弟も多い。卒業生は主に、大学進学、農場での就業、農業系企業へ就職。過去にドイツ人学生ボランティア受入れ経験あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、畜産技師でもある経験豊富な専科の教員により、各種座学、実習指導が行われている。ただし、それら教員も、飼料生産や家畜衛生等における最新理論への知識アップデートが必要であり、共に家畜飼育を行いながら新しい技術や飼育管理方法を採り入れ、授業・実習内容の質を向上するために、JICA海外協力隊の派遣による支援が求められた。隊員へは、同僚教員が実施する授業向上のためのサポート、飼育実習において効果的かつ市場ニーズにあった飼育管理、生産管理方法に関する助言やサポートが期待される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.授業、実習を観察し、現地教員とより良い授業実施に向けての提案、意見交換を行う。
2.現地教員とともに、家畜飼育管理に携わりながら、飼料生産、育種改良、衛生、畜産物加工等の畜産に関わる新たな方法、技術の紹介や、技術的な助言サポートを行う。
3.校内の家畜飼育環境の整備、改善サポートを行う。
4.そのほか、授業や実習運営の改善サポート(機材・用具の管理、安全・衛生など)が行えれば尚良い。
※現在牧場で主に飼育されている家畜は、牧草地にて約50等の牛、養豚舎内の豚、そのほかヤギ、鶏、ウサギ。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般農機具、牛舎や養豚舎内にある各種器具・施設。農場にはトラクターや耕運機等もあるが、隊員による使用は想定していない。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:農業科教員7名(農業・畜産技師、大卒及び農業学校卒、男女、年齢・経験は様々)
活動対象者:上述の専科教員ほか、学校内の教員、高等部農業科の生徒120名。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:専門的、学術的な知識が必要
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)