2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL25724B06)
募集終了

国名
セントルシア
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・持続的開発・革新・科学・技術・職業訓練省

2)配属機関名(日本語)

ドナタスクール

3)任地( カストリーズ ) JICA事務所の所在地( グロスレイ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は全国に6校ある特別教育支援センター(首都カストリーズ3校、スフレ1校、デナリー1校、ビューフォート1校)の一つで、1973年に設立されたセントルシアで一番古い歴史を持つ施設である。知的障害29名、ADHD1名、学習障害5名、自閉症28名、身体障害19名、聴覚障害1名、視覚障害1名、重複障害15名の計99名(5歳~21歳)の児童生徒に対し、25名の教員と介助員等8名の職員、非常勤音楽教員1名が支援に当たっている。うち、21名の生徒は、主に職業訓練ユニットで訓練を受けている。同校には障害児・者支援隊員が配属されており、職業訓練ユニットの手工芸クラスで2025年3月まで活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では障害を持つ児童生徒に対し、定期的に身体を動かす訓練として週1回の体育の時間を設けている。体育は一学期にマラソンとサッカー、二学期に陸上競技、三学期に卓球とクリケットを設定しており、体育委員会を担当する二名の教員が他のクラスと兼任して体育指導を行っている。しかしながら体育を専門とする教員は一人もおらず、担当教員が別の授業を受け持つ間は体育を行えず、児童生徒にとって十分な指導が行えていないのが現状である。また、地域で開催される大会があっても、指導者不在や準備不足等で参加を見送ることもある。週の体育時間を増やし運動する時間を確保するとともに、地域開催の大会に出場する機会を増やすべく、 体育の専門知識を持った隊員の支援を必要とする配属先の要望から本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚及び児童生徒に対して次の活動を行う。
1.日本の体育学習について配属先同僚に紹介する。
2.体育学習の計画・実施を支援する。
3.スポーツイベント参加の支援をする。
4.体育学習の授業観察を行い、よりよい指導につながる助言をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ボール、遊具、コーン、マーカー、フラフープ、クリケット用具、卓球用具、事務機器、グラウンド(コンクリート)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先校長:女性 50代

配属先同僚:校長、教員25名を含む合計33名

活動対象者:配属先同僚、様々な障害を持つ児童生徒

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
    (小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:配属先の要望

[学歴]:(大卒)体育 備考:教育機関での活動に必須

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導に関する助言

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

[参考情報]:

 ・スポーツ指導や活動経験があるとよい

 ・救命講習経験や応急処置に関する知識があるとよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

障害児・者を対象とした活動経験があるとよい。
同校には障害児・者支援隊員の後任要請がなされているため、派遣時期によっては活動期間が重なる可能性もある。