要請番号(JL25724B12)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・健康・高齢者省
2)配属機関名(日本語)
児童発達支援センター
NGO
3)任地( カストリーズ ) JICA事務所の所在地( グロスレイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
児童発達支援センターは1998年に設立されたセントルシアのNGOであり、発達に遅れのある0~5歳の子どもたちへの総合的な早期医療介入を提供している唯一の施設である。過去24年間で3485人の子どもたちが検査を受け、脳性麻痺や自閉症スペクトラム障害、ダウン症候群、感覚処理障害、認知遅延、先天性ジカ症候群などの早期治療に至った。配属機関には、小児科医、臨床心理士、小児理学療法士、青少年精神科医、早期介入専門員の他、アシスタントやオフィスマネージャーなど合わせて9名が働いている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セントルシアには児童発達支援センター以外に早期医療介入を行っている施設はない。理学療法を必要とする子どもたちの相談件数は多いが、配属先にいる1名の職員ではすべてに対応しきれていない現状がある。セントルシアには理学療法養成学校はなく、海外で資格を取得した理学療法士は教育機関に配属されていないため、本要請が成された。隊員には、障害のある子どもたちへの施術だけでなく、発達支援センターが開催するワークショップ参加者などへの理学療法指導支援や助言などが期待されている。また、近隣の特別教育支援センターに配属されている作業療法士隊員や障害児・者支援隊員との情報共有や協働も期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先にて以下の活動を行う。
1.それぞれの特性に合わせた理学療法プログラムを計画、実施する。
2.同僚や保護者、教員に対し、子どもたちの障害の特性に応じた理学療法を紹介するワークショップを計画・実施する。
3.理学療法士を目指す学生に対し、知識や技術向上のための助言を行う。
4.配属先が実施するイベントの企画運営に対する助言や実施協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、コンピュータ、バランスボール、マット、知育玩具、理学療法室、多目的ホール
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 発達小児科医兼センター長、臨床心理士、小児理学療法士、青少年精神科医、早期介入専門員(2名)、事務アシスタント、非常勤オフィスマネージャー、清掃員の計9名
活動対象者: 0歳~5歳までの障害のある児童、ワークショップ参加者(教員、保護者、理学療法士を目指す学生等)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:免許取得に必要なため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必須となるため
[参考情報]:
・幼児を対象とした活動経験があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)