2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30618A11)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
D230 電気・電子機器
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

アヤクチョ職業訓練校

3)任地( ラパス県ラパス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

・同校は1981年に設立された職業訓練校で、教育省の傘下にある教育機関である。しかし同省からの財政援助はなく、県から電気・水代のみが資金援助されている状況。独自予算は年約2万米ドル。
・同校は6学科(電気機械科/産業機械科/土木科/自動車整備科/情報学科/秘書科)を有し、本要請の電気機械科には生徒数12名、教員数7名が在籍。授業時間は8:00-18:00(昼休憩12:00~14:00)で、通常コースは6セメスター制(3年間)で上級資格を取得。
・同校にはこれまで3名のJICAボランティアが派遣されている(工作機械2名、コンピューター技術1名)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

・ボリビアでは、2016年に全国職業訓練校ネットワークが設立された。本ネットワークはスイスの支援で始まったもので、全国で20の職業訓練校が名を連ねる。ラパス県内では本要請元を含む5つの職業訓練校が加盟しており、教員の研修や学生の交流など、様々な情報交換を通じた教育の質的向上を目的として設立された。
・本要請は、同ネットワーク加盟の他校への巡回研修や他校の教員・学生に対する研修も視野に入れている。
・同職業訓練校の電気機械科では、電気・電子機器の技術者を養成しており、3年間計3600時間で上級資格を授与している(実技7割、座学3割)。しかし、オートメーション技術等に関する教授法の改善が必要で、ボランティアには実習カリキュラムの見直しのほか、電気・電子機器分野全般に関する助言等が期待されている。年間訓練直はまた、ネットワーク加盟校との合同研修実施への支援も期待され、今般の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚教員や学生への電気・電子機器に関する技術や知識の紹介(メカトロニクス技術、PLC制御、マイコン技術等)。
2.実習カリキュラムの見直しや実習を含んだ授業内容の改善に関する提案(連携のある民間企業への視察含む)。
3.実験室の設備等を改善(産業オートメーション化)するための助言。
4.実習室の電子・電気機器のメンテナンスや修理。
5.職業訓練校ネットワークに加盟している他校との連携強化、巡回研修等の実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電気制御盤(同校作成)、オシロスコープ(DS1250C-EZ製)、マルチテスター(MUT33-FLUKE製)、PLC(FC34-FESTO製)、冷却器等(同校作成)、等

4)配属先同僚及び活動対象者

電気機械科教務主任:30代、電気機械技術師資格有、大卒、実務経験6年
電気機械科教員5名:30代-40代前半、電気機械技術師資格有、大卒、実務経験4-6年
電気機械生徒数:123名(17歳-50歳の学生が在籍で、高校卒業資格有。1クラス25名程度)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:教員への指導を行うため。

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:円滑に活動を実施するため。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~20℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

高地(4,000メートル)での活動となる。