要請番号(JL30619B20)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
財団法人INFOCAL職業訓練校 コチャバンバ校
NGO
3)任地( コチャバンバ県コチャバンバ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、国内の労働者の技術向上を目的として1988年に国立の職業訓練校として設立された。その後1996年には労働省から非営利財団として独立した。全国9県の県庁所在地に分校があるが、それぞれが各都市の商工会議所などの支援により独立採算で事業展開している。コチャバンバ校は、調理科の他、機械科、自動車整備科、保育科、電子科など9コースを開設しており、中級・上級技術者の育成を行っている。コチャバンバ校には電子科、自動車整備科等に5名のJICA海外協力隊を派遣した(前回派遣:電気・電子機器シニア海外協力隊2017年7月帰国)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボリビアでは、本来キヌア等の穀物や野菜等を使った伝統的な食文化があるが、欧米から輸入された食文化によって、油や砂糖を多く使用する料理やジャンクフードが市民の食習慣として定着しており、現在生活習慣病の予防が課題となっている。
配属先の調理科では、ホテルやレストランに多くの学生を輩出することで、美食の街と言われるコチャバンバの飲食産業の発展を支えているが、健康食についての技術・知識が乏しい。
同学科の学生が健康食への理解を深めることで、就職の際に有利に働くことを狙うとともに、美食の街といわれているコチャバンバから健康についての意識を広めていくことで、生活習慣病への予防の意識が高まることを期待し、JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに、以下の活動について技術指導・支援を行う。
1. 多様な健康食のメニューの指導(小児・高齢者、治療食含む)
2. 生徒と教員へ地域の食材を使った健康的なメニューについての研修を行う。
3. 5Sの導入により、実習環境を良好に保てるように指導する。
4. その他、授業の質が改善されるよう、種々の助言を行う。
活動時間は8:00~12:00、14:30~18:30
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室(教員室)、机、調理室、プロジェクター、その他活動に必要な調理用具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 配属先キャンパス長(30代、男性、機械科長)
学科長(40代、男性、調理科)
同僚教員 9名(20代~40代 男女)
活動対象者: 調理科学生約550名(中級及び上級技術)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要なため
[参考情報]:
・調理師免許があると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)