要請番号(JL30619B23)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農村開発・土地省
2)配属機関名(日本語)
熱帯農業研究センター
3)任地( サンタクルス県マイラナ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
熱帯農業研究センター(CIAT)は、サンタクルス県管轄の農業研究機関であり、研究課、研修課、技術移転課、総務課の4つの部門から組織されている。サンタクルス県内に9つの試験場を所有し、各地域で農家と連携しながら品種改良や病虫害対策、新種の苗の育成を行い、 その土地の特性に合わせた農業開発に貢献している。
年間予算はおよそ176万ドルで総従業員数は約150名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
亜熱帯地域であるバジェ地方は野菜、果物の生産が盛んであるが、安全性が確認されていない農薬を大量に使用しているため、健康への影響が懸念されている。また、土壌状況を考慮しない過剰な肥料の散布、不適切な肥料の使用、自然災害による収穫高の不均衡等により、安定した生産ができていない状況である。要請元である熱帯農業研究センターは、各地域の特産品ごとに、土壌改良や適切な肥料・農薬の使用の指導、病虫害対策や気候の変化に強い品種改良、苗の育成を農家と共に行いながら改善に取り組んでいるが、問題の解決までには至っていない。そこで農薬の量を抑える生産方法の普及、病虫害対策、日本の農業技術の紹介・導入支援が求められ、今回のJICA海外協力隊要請に至った。マイラナ市を拠点として、バジェグランデ市・キルシジャ市の3市での活動が検討されている。キルシジャ市の農地は斜面が多く、段々畑の農耕に取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
カウンターパートや配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.農薬・肥料の適切な使用方法の普及を支援する。
2.品種改良・病虫害対策に関わる研究を支援する。
3.農家に対する講習会の企画や運営を支援する。
4.パイロット農家への巡回指導 (各地域4-5軒)を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務室、机、公用車(CIAT本部(サンタクルス市))
4)配属先同僚及び活動対象者
本部(サンタクルス市): 50代 男性 経験25年
マイラナ市試験場: 40代 男性、経験15年
バジェグランデ市試験場: 40代 男性、 経験25年
キルシジャ市試験場: 40代 男性、経験10年
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学 備考:体系的な知識が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験ある同僚への指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイの可能性あり。