要請番号(JL30622B05)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農村開発・土地省
2)配属機関名(日本語)
熱帯農業研究センター
3)任地( サンタクルス県マイラナ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
熱帯農業研究センター(CIAT)は、サンタクルス県管轄の農業研究機関であり、研究課、研修課、技術移転課、総務課の4つの部門から組織されている。サンタクルス県内に9つの試験場を所有し、各地域で農家と連携しながら品種改良や病虫害対策、新種の苗の育成を行い、その土地の特性に合わせた農業開発に貢献している。同地域では、JICA「インクルーシブ・フードバリューチェーン振興プロジェクト」(2019-2024)を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
亜熱帯地域であるバジェ地方は野菜、果物の生産が盛んであるが、安全性が確認されていない農薬を大量に使用しているため、健康への影響が懸念されている。また、土壌状況を考慮しない過剰な肥料の散布、不適切な肥料の使用、自然災害による収穫高の不均衡等により、安定した生産ができていない。配属機関は各地域の特産品ごとに土壌改良や適切な肥料・農薬の使用指導、病虫害対策や気候の変化に強い品種改良、苗の育成を農家と共に行いながら改善に取り組んでいるが、問題の解決までには至っていない。そこで農薬の量を抑える生産方法の普及、病虫害対策、日本の農業技術の紹介・導入支援が求められ、JICA海外協力隊要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
カウンターパートや配属先同僚と協力しながら、マイラナ市にある農業試験場(圃場)において以下の活動を行う。
1.農薬・肥料の適切な使用方法の普及を支援する。
2.品種改良・病虫害対策に関わる研究を支援する。
3.農家に対する講習会の企画や運営を支援する。
4.近隣農家への巡回指導を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サンタクルス本部では配属先車両で移動可能予定。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
本部(サンタクルス市)
マイラナ市試験場: 2名 男性、20代
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:体系的な知識が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験ある同僚への指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
JICAに関連した現地ボランティアと連携・協働した活動をする可能性がある。