要請番号(JL30622B32)
募集終了
4代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
開発企画省公共投資海外金融次官室
2)配属機関名(日本語)
オキナワ市役所
日系社会
3)任地( サンタクルス県オキナワ移住地 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ボリビア第二の都市サンタクルスから100kmに位置するオキナワ市は、約70年前に日本の沖縄から移住された日本人の方たちがジャングルを開拓し、日本人移住地を作った場所で「オキナワ移住地」として知られている。現在は、ボリビア人が約9割を占める市となり、日系人とボリビア人とが共存している市と言える。他方、移住者が長年築いてきた文化や慣習等も同市には根付いており、今後も継承しつつ更なる融合を図ることを目指している。現在、人口約10000人、農業や牧畜業が主要産業であり、移住地内には「コロニア農牧総合協同組合(CAICO)」を有しており、農作物の加工品製造等も行っている。また、CAICOでは土壌肥料隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
肉食文化のオキナワ移住地では子どもの肥満率が高く、糖尿病や高血圧を患っている高齢者が多い。その他に、妊娠や出産時の合併症発生率が高い。加えて、妊婦や乳幼児を持つ母親の食育に関する知識が不足している。2015年度1次隊員(栄養士)が同市内で活動を行ったが、今後も継続して健康に関するセミナー開催や訪問指導、食育イベント等の実施を通して住民の健康改善を目指し、本要請に至った。協力隊員の活動を通じて健康的な食生活の普及や地域住民の健康に関する意識の醸成にも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協働して以下の活動を行う。
1.地域住民の健康に関する現状を把握する。
2.地域住民の健康に関する意識の醸成を図るために必要に応じた健康に関するセミナーを開催する。
3.健康指導のために必要に応じて地域住民を訪問指導する。
4.食育に関するイベントを計画・実施する。
5.バランスの取れた食事メニューや調理方法に関するワークショップを開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
女性・栄養士(経験年数:1年)
男性・保健事務所長
女性・保健事務所管理者
活動対象者:
同市地域住民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:(女性) 備考:配属先の意向
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要なため
[汎用経験]:
・食生活改善や栄養に関する知識や経験
・衛生啓発や健康管理の知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
オキナワ市に派遣される他の職種の隊員と連携した活動を行うグループ型派遣となる予定。