要請番号(JL30623B01)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ビルヘン・ニーニャセンター協会
NGO
3)任地( ラパス県エルアルト市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先ビルヘン・ニーニャセンター協会は社会的弱者救済を目的として1993年に創立されたカトリック系の団体で、障害児(生後6か月~15歳)を対象に教育サービスを提供している。同協会の勤務時間は、8時半から16時半で、午前中には幼稚部の運営に加え、特別支援学校(220名在籍)、及び通常学校を経営している。教員数は53名。また子どもたちが「尊厳ある生活」を送れるために生活(技術・職業)訓練も実施している。年間予算は約35万ドル。同校の校長はJICA帰国研修員である。2019年6月まで同職種で活動していた隊員あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は約30年の実績がある協会で、社会的弱者救済のための支援を実施する団体でもある。ドンボスコグループ(過去ボランティア派遣実績多数。カトリック(サレジオ会)系のグループで、世界各国で学校教育を実施)とも提携している。配属先に通う障害児の障害の程度は様々であるが、自閉症スペクトラム障害、知的発達障害、重複障害の順に多くなっている。運営については安定しているが、同団体は改善を目指し、様々な試みを実施している。前任者も関わっていたインクルーシブ教育にも力をおり、引き続き、JICAボランティアを派遣することで、異なった角度からの提案や助言が同団体の実施するプロジェクトの発展に寄与すると考え、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先の運営全般(特に幼稚部、特別支援学級)を観察し、課題や改善案について毎週行われる研修会を活用し、全体に共有する。
2. 各教員が障害のある児童・生徒に対し、適切な実態把握や発達診断ができるよう提案を行う。
3. 子どもの障害の種類や程度に合わせた教材の開発について、提案を行い、同僚とともに教材開発を行う。
4. 心理士、栄養士、理学療法士、ソーシャルワーカーといった専門職と協議し、現行の支援体制についての見直し及び改善案の提案を行う。
5. 同僚や保護者等を対象にしたワークショップを提案・計画し、同僚とともに実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、コピー機、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 教育課長(女性、経験年数25年)
ソーシャルワーカー(女性、経験年数8年)、
自閉症特定支援療法士(女性、経験年数12年)
特別支援教諭 2名(女性 経験年数10年)
活動対象者:
職員53名(経験年数平均8年)
利用者約400名(幼稚部含む)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた提案
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~15℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
高地(4,000メートル)での活動となる。