要請番号(JL30624A03)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農村開発・土地省
2)配属機関名(日本語)
サンタクルス県農業局(SEDACRUZ)
3)任地( サンタクルス県サンタクルス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、サンタクルス県庁内において、農業振興および農村部活性化に関する行政サービスを主管する部署であり、主に、県内で生産・流通される農畜産物の防疫管理および肉牛やダイズなど主要農畜産物の生産強化支援を行ってきた。同局は2021年以降、県内の中小規模農家に対する農業普及指導を、対象とする方針を打ち出し、2023~2025年の3か年計画で、「ガリレオプログラム」という複合的農業普及事業を開始。同プログラムでは、SHEPアプローチや一村一品運動など、中小規模農家の生計向上および農村振興に関する知見を活用した農業普及事業が実施されている。現在はJICA技術協力プロジェクトの対象機関でもある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同局は、「ガリレオプログラム」を通して、2022年から、県内56市を対象に、農村振興を目的とした農業普及事業を開始している。農業普及を行う為の人的および経済的リソースの不足を補うために、視聴覚教材(ビデオ、パンフレット、パワーポイントなど)の発信およびチャット機能を通したコンサルティング機能などを有するスマホ用アプリケーションを開発し、ICT技術を活用した農業普及の展開を試みている。同アプリは、まだまだコンテンツが不足しており、現コンテンツも改良の必要がある(アプリの作成は外部業者に委託)。そこで、本件隊員には、生産者のニーズおよび学習レベルに合わせて、アプリを通して発信する視聴覚教材の作成・改訂に対する支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚・各地域に配置されている農業普及員と共に以下の活動を行う。
1.ビデオ、パンフレット、パワーポイントなど視聴覚教材を作成する上での留意点(シナリオ作成、作図、デザイン・設計などに関する)助言・指導を行う。
2.同僚と共に、ガリレオプログラムを実施中のコミュニティを訪問し、生産者がプロアクティブに営農改善に必要な農業技術を調査する。
3.特定された教材を作成する。作成された教材に関する評価を行い、同僚に対して、フィードバックする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
タブレット複数台(GALAXY TAB A8)、コンピュ-タ(インタ-ネット接続あり)、、プリンタ-、机 等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・担当ディレクタ-(経験年数6年、20代)
・担当技術者(経験年数8年、30代)
・農業技術者(経験年数15年、30代)
活動対象者:
・地域の農家
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
[参考情報]:
・デザイン又は視聴覚教材作成の経験(必須)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
就業時間:8時~16時
同時期に募集しているコミュニティ開発、野菜栽培隊員、2023秋募集の果樹栽培隊員と協力しての活動となる。ボリビア人ナショナルボランティア(SHEP×2名、グラフィックデザイナー×1名)と連携・協働についても想定。