要請番号(JL30624A37)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
開発企画省公共投資海外金融次官室
2)配属機関名(日本語)
コロニア沖縄農牧総合協同組合(CAICO)
日系社会
3)任地( サンタクルス県オキナワ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、オキナワ移住地の日系人農協であり、第1・第2・第3各移住地の各団体が1971年7月にまとまり、同年8月に法人認証団体として設立された農業協同組合である。農畜産業の発展と共に組合員及び地域全体の生活水準の向上を目指している。2015年からは1.組合.2.大豆加工、サイロ事業、種子生産部門、3.製粉・製麺精算販売部門の3部門に分社化された。営農指導、販売事業、サービス業、サイロ・加工事業、直営牧場・試験場の運営、教育・社会福祉の支援等を実施している。現在、JICA海外協力隊員(土壌肥料)が活動中。(2024年12月まで予定) 配属先ウェブサイト
【要請概要】
1)要請理由・背景
同地域は、大豆や小麦の生産地として知られていたが、穀物価格の変動で不安定な営農を強いられている一方、近年では、優良な米の生産地として高い評価を得ている。現在、活動中の隊員は、配属先関係者と共に同任地の土壌の課題である塩害対策として、土壌サンプリングを実施し、調査、分析、各農家への対策の普及等を行っており、土壌環境の改善や営農作物の品質向のために尽力している。同人の活動の継続のため本要請に至った。2022年に開始された草の根技術協力事業「日系人社会が牽引する持続的な循環型農業の確立のための支援」(2022-2027)による北海道大学との連携案件における協働も実施している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と共に以下の活動を行う予定。
1.塩害対策に関する土壌サンプリング、分析、結果報告等を行う。
2.輪作による土壌物理性の改良とフォローアップを行う。
3.1,2.の活動について、任地の各農家を対象に講習会等を開催する。
4.可能な限り草の根技術協力事業案件(北海道大学)との連携した活動を行う。
※同地域の主な営農作物は大豆、小麦、サトウキビ、とうもろこし、米 等で、畜産では、肉用牛、酪農、養豚、養鶏等である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実験研究施設、事務関連一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
組合員数:約120名
カウンターパート:
30代男性・農業部長・農業技師(経験年数10年)
活動対象者:
組合員(畑作生産者)10名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務上必要不可欠
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
日系移住地のため、少しの日本語の会話は可能だが、活動言語はスペイン語となる。
沖縄県系移住地のためオキナワ文化等に理解のある方が望ましい。