要請番号(JL30624B10)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ガブリエル・レネ・モレノ大学 環境ラボラトリー
3)任地( サンタクルス県サンタクルス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、サンタクルス県内の水質検査を行う唯一の公的機関であり、同県内の水質汚染の監視役でもある。公立大学であるガブリエル・レネ・モレノ大学(以下、UAGRM)内の機関ではあるが、ラボラトリー内の機材は県庁の資金によって購入された検査機材もあり、県を代表する水質検査機関と位置付けられている。同ラボラトリーでは、物理的・化学的な水質検査を実施し、その結果にもとづいて地域に反映する活動を展開している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
サンタクルス県庁が環境に関する公的アクションを判断するための分析を実施することを目的に、ラボ設備をUAGRMに譲渡し活動が開始された。ラボでは、地下水、飲料水、地表水、廃水、土壌、調査などの検査サービスを行っている。しかしながら原子吸光光度計試験を通じての検査については、機材はあるのだが技術力不足等の理由で外注しており、結果を得るまでに時間を要している。本ラボが信頼に足る結果を出すことができる施設となるように、これらの検査方法(金属と微生物)を検証することが必要であり、JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフと共に以下の活動を行う。
1.分析のための新たな手法の確立(水および土壌中のアンチモン、鉛、カドミウムの測定のためのグラファイト炉原子吸光分光光度法)の支援。
2.実施中の水質検査に係る微生物学的分析技術の検証支援。
3.サンプル保存システムの最適化と水サンプル輸送の支援
4.上記支援を実施しつつ、同僚に対して特定された課題の解決策のための技術指導を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
原子吸光分光光度計 SHIMADZU AA6800、インキュベーター、電子制御滅菌器、湯煎器、ペーハーメーター、電気伝導率計、分析用電子天秤、水質計測用リアクター、微生物検査用フィルター装置
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・化学技師(経験年数17年) 物理化学試験担当
・化学技師(経験年数14年) 細菌試験担当
活動対象者:
・サンタクルス県内市町村、上下水道オペレーター
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)化学 備考:配属先の要望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望(ラボでの経験)
[参考情報]:
・水質検査の経験があればなおよい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
就業時間:8時~16時。