2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30624B12)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
C211 獣医・衛生
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農村開発・土地省

2)配属機関名(日本語)

食糧安全・農業衛生機構 検査ユニット(SENASAG UNALAB)

3)任地( サンタクルス県サンタクルス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先である食糧安全・農業衛生機構 検査ユニット(SENASAG)は、動物衛生、植物衛生、食品安全技術部門を通じた管理・検査活動により、国内全域の生産・加工部門における農業衛生・食品安全体制を管理することを目的としている。検査ユニット(UNALAB)では国内の動植物の健康状態の維持を支援し、技術的な分析能力を向上させるために、動植物の健康、食品の安全性に関する検査、診断、分析サービスを提供し、科学技術的なサポートを提供している。 その他の公的機関および民間機関へも技術的支援を実施している。輸出入に関する検査も担当している。2024年5月まで畜肉輸出の個別専門家が派遣されていた実績がある。


【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先検査室は家畜衛生の診断を実施している。
牛、豚、鳥等の生殖器や呼吸器に影響を与える病原体(ウイルス、細菌、真菌)の分子診断の強化が必要とされている。分子診断を強化し病原体の診断における分析能力を高めることを目的として、JICA海外協力隊が要請された。
牛(口蹄疫、ブルータング、伝染性水泡性口内炎、IBR、狂犬病)、豚(サイコウィルス、PRRS、インフルエンザ、豚熱、アフリカ豚熱)、鶏(鳥インフルエンザ、ニューカッスル病、ILT、マイコプラズマ、サルモネラ)等を対象としている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力して以下の活動を実施する。
1. 核酸 (ウイルス RNA/DNA) およびゲノム DNA のビーズとカラムを使用して有機抽出を実行する。
2. スターターの準備PCRマスターミックスで使用するためのプローブの調整、及び各種ターゲットに合わせたマスターミックスの調製。
3. 生殖病原体(IBR、カンピロバクター、トリコモナス、レプトスピラ、CSF、ASF等)の新しい診断の実施。
4. 呼吸器病原体(ILT、NDV、IBV、MG、MS等)の新しい診断の実施
5. 国内ではコチャバンバ県コチャバンバ市にもSENASAGの検査ユニットがあり、連携を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

サーマルサイクラーPCR RT(FAST 7500 AB)、サーマルサイクラーPCR RT(QUANTSTUDIO 5)、コンベンショナルサーマルサイクラー(VERITI 96 WELL 9902)等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
病理学検査技師(獣医師 経験18年 40代、女性)
ウイルス学検査技師(獣医師 経験13年 40代、男性)
微生物学検査技師(獣医師 経験7年、30代、男性)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(獣医師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)獣医学 備考:配属先の要望

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動に必要

[参考情報]:

 ・分子生物学を専門とする獣医師(必須)

 ・分子生物学的分析経験(必須)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

業務時間 午前8:30-12:30 午後14:30-18:30