要請番号(JL31223B06)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
チリ国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
カラウエ市役所
3)任地( カラウエ市 ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の市役所は市民約27000人(2017年)に対し、全ての市民に開かれたサービスの提供を目標にしている。地域経済開発部は44人態勢で、農業生産開発、漁業・水産養殖、観光、ビジネス・起業家育成の各プログラムを行っている。その中で農林水産課は町の中心産業である、漁業、農業を支援している。今後の漁業の方向性を示した国連食糧農業機関の文書や、漁業とエコロジーシステムの良好な関係性等に留意し、事業を進めている。同部の年間予算は6.4万USドル。配属先HP
【要請概要】
1)要請理由・背景
チリ国民の大半は勤勉で努力を重ね国造りに励んできたが、地域的・経済的な違いから生じるQOLの格差は未だ存在している。インペリアル川の河口付近に位置するカラウエ市は以前サーモントラウト漁が盛んで、現在は近隣の4市と共に自然保護区内での漁業が許可されており、595人の小規模漁業従事者が、ウニ、鱸を始めフンボルト海流によりもたらされた海産物漁を中心に生計を立てている。地域経済開発部では生態系と漁業資源の保全に配慮し持続可能な経済発展を目的に、日本の里山・里海の概念を取り入れた地域産業支援を行おうとしているが、十分な知識を持っているスタッフがいない事から隊員要請に至った。これまで隊員派遣の実績はない。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力して、以下の活動を行う。
1.里山・里海の概念を取り入れた地域産業支援を行う。
2.ラ・アラウカニア地域沿岸の漁師に対し、海洋資源の保全と管理意識向上のための広報活動、取組を支援する。
3.資源の生産性を確保し、上述項目実施に必要な情報収集、分析を行い、計画を提案する。
4.上記について地域の状況診断、持続的開発のための方策提案、プレゼンテーションの実施、評価、フォローアップとモニタリングを行う。
5.市役所や市民が主催する行事に参加する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品一式(事務机、電話、プリンター、インターネット)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 農・水産業課長、地域開発分野修士、30代男性、同分野経験8年、英語(中級)
活動対象者: 小規模漁業従事者 595人
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:配属先の要望による
[参考情報]:
・里海開発の経験が必要
・漁業資源管理の経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)