要請番号(JL31224A02)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
ラ・エスペランサ地域リハビリテーションセンター
3)任地( ペウモ市 ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はチリ第6州ペウモ市ラ・エスペランサ地区にある地域リハビリテーションセンターであり、2013年よりサービスを開始。ラ・エスペランサ家族健康センター(CESFAM)に登録している約5,000名の利用者及び市民を対象に、筋骨格系疾患及び神経疾患を抱えている成人患者等に対して、院内で運動療法や作業療法などの支援業務を行っている。高齢者人口の大多数は非感染性疾患の発症率が高い。また、センターへのアクセスが難しい地域への訪問診療、健康維持や機能回復を助けるため、スポーツ等の様々なアクティビティを企画、実施している。年間予算は約4万米ドル。2025年2月まで作業療法士隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は理学療法士2名、作業療法士1名が常駐し、病気や後遺症に悩む患者、高齢者に対し、リハビリを提供している。現在は遠方地域への巡回診療や、障害者、高齢者向けアクティビティを企画実施する等、意欲的にサービス向上に取組んでいる。現在、作業療法士隊員が作業療法を通じた同僚らへ日本の技術を紹介するとともに、予防リハビリテーション(疾病・生活習慣病)、患者家族に対する介護指導等を実施しているが、それらの活動の定着・発展及び更なる日本の技術や情報の紹介を求められ、本要請がなされた。可能であれば、患者が新しいスキルを身に着けられるような日本文化(折り紙等)の紹介も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
上司・同僚とともに、主に以下の活動を行う。
1.病気や外傷により障害が残ったり、身体機能が低下した患者や高齢者へ作業療法を実施する。
2.地域全体に健康増進のため、地域に多い病例や症状を分析し、効果的な施術や予防のための提案を行う。
3.高齢者を対象に、健康維持と体力向上を目的に運動講習会や教室を企画・実施する。
4.後遺症や障害のある人達が、積極的に参加できるアクティビティを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンター、インターネット、一般的なリハビリ診療用資機材(マットレス、ボール等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:作業療法士(CP、男性、30歳代、経験13年)、理学療法士2名(男性、30歳代、経験8年以上)、言語聴覚士(女性)
活動対象者:地域患者200名(20~80歳)
患者の多くは高齢者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導
[参考情報]:
・集団リハビリの経験があれば尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)