要請番号(JL31224B06)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
ラス・ロサス基金第18番老人ホーム
NGO
3)任地( ベルナルド・オヒギンス州チェピカ市 ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1967年に最初の老人ホームの開所以来、現在はチリ国内8か所の地域に28の施設を有し、約2,200人の高齢者をケアしている。一般市民や政府から寄付によって運営されている。保健省を通じ、経済的に困難な高齢者を受け入れている。スタッフの一部はボランティアとして従事しており、心と健康のケアを心掛け、食事の世話や入所者のQOLが向上するよう家族的な一体感を醸成する事に努めているカトリック教会系の施設である。他施設で2005~2011年の間に手工芸・作業療法士隊員を5名受け入れた経験がある。配属先HP
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、作業療法士2名が認知リハビリテーションやレクリエーションの企画・実施等に取り組んでいる。以前は施設外でのレクリエーションが実施できていたものの入所者の高齢化が進み、入所者の70%以上が介助なしで日常生活を送ることが難しい高齢者である。また、認知症の入所者も増えていることから、身の回りの生活支援、入居者同士の交流を促進させるレクリエーションの実施、精神的な寄り添いが中心となっている。入所者へのケアの質と献身の向上を目指しているなか、個々の入所者に対するケアの質及びQOL向上を求められ、本要請がなされた。なお、配属先では大学生インターンを受け入れていることから、必要に応じて助言を行う。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚らとともに、主に以下の活動を行う。
1. 入所者の認知機能、精神機能等を評価し、作業療法を行う
2. 入居者の身体的機能、精神的機能活性化のため、各種レクリエーションを提案・実施する
3. 作業療法に必要な道具を作成する
4. 施設が主催する行事等に協力する
※マンパワー的支援が求められる
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、インターネット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:配属先長(女性、30代) 、作業療法士2名(女性・男性、勤務経験2カ月~3年)、理学療法士(男性)、言語聴覚士、看護師、栄養士他 職員数:107名
対象者: 約108名の高齢者(女性50名、男性58名)
一日当たりのリハビリは12名程度
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームスティとなる可能性がある。