要請番号(JL31518A02)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健社会保障省
2)配属機関名(日本語)
パブロ・トボン・ウリベ病院
NGO
3)任地( アンティオキア県メデジン市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、利益を目的としない財団が運営する総合病院で、その運営資金の大部分は協賛企業や個人の寄付で賄っている。患者の受入は、同院の位置する地域や近隣各県だけでなく全国各地からも行っており、すべての国民に対し質の高い医療サービスへのアクセスを保障するため、診療報酬も最低限度額に留めている。診療科目は、外科、麻酔科、一般内科、消化器内科、神経内科、リハビリ科(理学療法、作業療法)、レントゲン科、救急外来、臓器移植科などがある。ベッド数約500床、2016年度には約1万7千人が入院、職員数約2600人、年間予算約1.4億米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同院のリハビリテーション部門には、理学療法士は21名所属、対応患者数は約4000人/月、作業療法士は2名所属、対応患者数は約300名/月、その他に言語聴覚士、呼吸器関連療法士が所属している。同院の1階は主に外来患者用スペース、6階は入院患者用スペースになっており、その中に入院している小児用スペースがある。小児用入院ベッド数はICU、新生児用含めて114床。同院としては、成人の患者に比べて、小児患者に対するリハビリテーション技術・手法が不足していると感じており、ボランティア派遣による小児患者への対応方法とリハビリテーション実施手法、また、病院でのリハビリを家庭や学校など社会生活の中でも活かせること及びそれらの子どもたちに対する社会の理解促進を含めた考え方の共有などを期待され、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先カウンターパートの作業療法士、及び関係者(医師、看護師、理学療法士)と協力しながら、以下の活動を行う。
1.様々な傷病(軽度脳血管障害、脳性マヒ、代謝異常、神経変性疾患、軽度脊髄損傷、脳炎、複雑な外傷など)で外来を訪れる小児患者に対し、理学療法を行う。
2.上述と同様の傷病の小児入院患者に対し、理学療法を行う。
3.リハビリテーション・ユニットやその他治療方針を決定する関係者との会議に参加する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マット、ボール、おもちゃ、専用教室、パズル、積み木、各種教材等
4)配属先同僚及び活動対象者
リハビリテーション・ユニット長1名:女性、理学療法士、経験12年
理学療法士1名:女性、40歳代、子供専門、経験15年
理学療法士17名、作業療法士2名、言語聴覚士3名、医師、ソーシャルワーカー等
活動対象者:小児(軽度脳血管障害、脳性マヒ、代謝異常、神経変性疾患、軽度脊髄損傷、脳炎、複雑な外傷等)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(16~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
着任後約1ヶ月間の語学研修はボゴタ市内(標高2640M)にて実施。任地メデジン市は標高1495M。