要請番号(JL31518A06)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
サンタンデール県立科学技術高等専門学校
3)任地( サンタンデール県ブカラマンガ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1963年12月創設のサンタンデール県立の高等教育機関(日本の国立高専に類似)。3年間の本科課程終了後技術者資格が取得でき、更に2年(合計5年間)の専攻課程を修了すれば技師(学士)資格が取得できる。本科は、自然科学・工学部と社会経済・経営学部の2学部に分かれ、各学部8学科(うち専攻課程のある学科は5)と9学科(うち専攻課程のある学科は6)を有している。また、同県内5箇所において、短期の職業訓練コースも実施している。同校学生数約1万6千人、職業訓練コース学生数約1700人、学校職員数1050人、年間予算約2150万米ドル(2017年度)。現在電気・電子機器、電子工学、都市計画SV各1名が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボランティア配属の福利厚生課が管轄するスポーツプログラムとして提供されている21種目中のうち、武道として開講されている柔道、空手道、テコンドーの中の空手道。全校生徒のうちの50%にあたる約8000名がスポーツプログラムに参加しており、武道には約450名が所属、うち空手道には約80名が参加している。同学は貧困層の若者たちにも安い学費で高い教育技術コースを提供しているが、同プログラムでは、本科の専門職種資格にプラスしてスポーツの段位などの資格を付けさせることにより、学生たちの自己尊厳や自信を高めさせ、社会に役立てる人材育成をも目指している。また、学生とは別に、子供(5-15歳)向け教室も無料で開講している。現在、コーチ1名が指導しているが、日本での空手道の練習方法や精神、規律、挨拶など知識や情報不足の部分も多く、プログラム全体の内容充実を目指し、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
福利厚生課コーディネーター、空手道コーチと協力しながら、以下の活動を行う。
1.練習方法について指導助言する。
2.空手道の精神、規律、挨拶などについて指導助言する。
3.空手道の技や型について指導助言する。
4.空手道デモンストレーションなどでの技、型などの披露、紹介を行う。
5.試合で好成績を収められるよう選手強化のための指導助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学内の武道場(柔道、空手、テコンドーの3種目専用)、マット、トレーニングルーム(機材有)
4)配属先同僚及び活動対象者
福利厚生課コーディネーター:男性、40歳代、テコンドー専門
スポーツプログラム助手:男性
空手道コーチ:男性、40歳代、三段、サンタンデール県選抜経験有(剛柔流)
学生:約80名
初心者レベル40%、中級30%、上級30%
子供向け教室参加者:約25名(5-15歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・空手道二段以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(16~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
着任後約1ヶ月間の語学研修はボゴタ市内(標高2640M)にて実施。任地ブカラマンガ市は標高959M。