要請番号(JL31519B07)
募集終了
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働省
2)配属機関名(日本語)
国立職業訓練庁ウイラ地域局
3)任地( ウイラ県ネイバ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立職業訓練庁は、労働者、雇用者、政府の三者が協力して、当国の老若男女に広く無料で研修受講機会を提供し、各職業分野における熟練工育成と国の産業振興に資すること、国内の製品レベルの向上による国際競争力強化、及び雇用率向上と貧困削減によるよりよい社会の実現等を目的として1957年に設立された国立の職業訓練機関である。全国32県とボゴタ首都圏の計33の地域局を持ち、各地域局傘下の117センターにおいて、長期・短期の様々な職業訓練コースを実施し、年間約300万人が参加する。各地域局は各地域の産業特性に合ったコースを設置。長期コース修了者には労働省認可の修了証が発行される。年間予算約11億米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウイラ地域局産業・企業・サービス業センターでは主に同県北部15自治体の訓練生に対し、第2・3次産業に関連したソフトウエア開発、ビデオゲーム・マルチメディア開発、オートメーション管理、産業デザイン、飲食、販売、保健衛生関連人材育成等のコースを開講している。特に現政権の国家開発目標で強調されているインダストリー4.0(製造業におけるオートメーション化とデータ・コンピュータ化)に資する技術関連分野に注力しており、中でもロボット技術に関する協力を期待されている。ロボット技術チームはロボット関連国際大会に参加、上位入賞した経験がある。しかし、ロボット技術の進歩は日進月歩であり、先進技術を持つ日本の関連技術や同分野人材育成カリキュラムの共有を希望している。センターでは訓練生以外に中高生から選抜された生徒の育成コースもあるが、内容の工夫も必要としている。職員約360名、年間予算約3.5百万米ドル。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力しながら、以下の活動を実施する。
1.訓練生や中高生生徒育成に係る各コースのカリキュラムや授業内容について助言を行う。
2.World Skills や各種ロボコンに参加する場合のロボット製作や調整等について助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
言語:Python, C++, ROS-Kinetic/Superior, Sistema FMS (Festo), Robotino (Festo), Turtlebot, UNDO等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート(CP):男性1名、30歳代、電子工学専門、経験10年(ロボット・オートメーショ ン講師)
その他同僚:男性10名、20~30歳代、電子工学、機械工学専門
活動対象者:
上記同僚、関連分野受講訓練生約300名、育成コース生徒(中高生)約70名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:活動上必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要
[参考情報]:
・上述活動関連の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
コロンビア着任後の現地語学訓練は、約1か月間、首都ボゴタ(標高2,640m)で実施します。任地ネイバ標高は約442m。
住居はホームステイとなる可能性がある。