要請番号(JL31523A07)
募集終了
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
メデジン市役所
3)任地( アンティオキア県メデジン市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ首都区ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先では、リハビリテーションを初めとした公共サービスを提供し、障害者が公共サービスにアクセスできるように人権保護を促進している。また、「障害者のインクルージョンに関する公共政策」を実現することを目的に掲げている。この政策の基本的な考えは、障害者の生活の質を向上させるために、市が提供しているサービスの周知・理解促進と家族、社会が一体となって障害者をサポートすることである。また、障碍者の就労に向けた公共サービスも提供している。配属先には、JICAの本邦研修への参加経験者も在籍しており、JICA事業には理解がある。年間予算、約2,200,000USドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、理学療法、作業療法、言語療法、栄養学、看護学、口腔衛生学、歯科学、心理学、教育学、ソーシャルワーカーの10の分野から構成されたチームで障害者の支援に当たっている。理学療法士においては、学術的な知識はあるが、効果的なアプローチを実務として実施することに関する知見が不足している。加えて、福祉器具(車いす・傷防止クッションなど)の適切な使用方法や使用上の留意点についての指導やケアプランの改善も必要とされている。その他、理学療法士を目指す学生へのセミナーなども開催されており、知識・技術の伝達も求めらており、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.総合的なリハビリテーションの学術的な知見の共有とケアプランの改善提案。
2.知的障害児の包括的ケア、機能的リハビリテーション、生活自立支援などのプロジェクトの見直し。
3.障害者支援レベルに応じた看護プロトコルに関する報告書の作成支援。
4.障害者のリハビリテーションに関する学術的なシンポジウム・セミナー・フォーラムへの参加。
5.症例分析、業務計画の改善などに関するオリエンテーションの実施。
※直接障害者や患者への施術行為は不可の要請である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
30代女性、理学療法士(経験10年)
40代女性、心理学(修士)
40代女性、経営学
活動対象者:
障害者、障害者家族、介護者、学生、理学療法士約80名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的な立場であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(17~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・障害者を対象としたリハビリテーション経験必須。加えて、技術・知識の指導経験があるとなおよい。
・理学療法士の英文資格証明書を取得し、持参することが必須。