2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31524A15)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
C105 バイオテクノロジー
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

コロンビア国立放送大学バイオテクノロジーセンター

3)任地( リサラルダ県ドス・ケブラーダ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1981年に設立された国立の放送大学。教育格差是正のため設立され、現在では、コロンビアの1123の市町村のうち、1016をカバーしている。国内に70のセンターを持つほか、アメリカのフロリダとスペインにそれぞれセンターを構えている。ノンフォーマル教育111プログラム、大学の教育課程88プログラム、生涯教育4プログラム、大規模オンラインコース28、外国語習得コース6つを提供している。研究分野では、65の研究チームがある。生徒数合計は、約20万人。これまでの卒業生は、約12万人。職員数は6500名、そのうち5000名が教師。年間予算は、約238億円。JICAの隊員受け入れは実績なし。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先であるバイオテクノロジーセンターでは、テクノロジーを使ったスマート農業を推進するためのプロジェクトを実施しているが、プロジェクト運営能力の強化、作物の品種改良、大量生産を可能にし輸出できる品質を確保することを目標としている。センター内には、400m の温室と1,200m の農地がある。浄水システム、水耕栽培、灌漑システム、バイオガス発生システム、温室管理システムなど様々なシステムを機械化している。センター内で品質改良された豆2種とLuloというフルーツは、商標登録された。スマート農業や品種改良を行うことで、コロンビアの農村部が、国際的競争力を付けていくことが必要だと考えており、日本のやり方からも学びたいとのことで、今回の隊員要請となった。果物、葉野菜、プランティン、ハーブ、ブロッコリーなどを栽培している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同センターで植物および作物の生産物の品種改良、技術的分析に貢献する。
2. センター内のバイオテクノロジーイノベーションシステムの管理、活性化、施行をサポートする。
3. バイオテクノロジー分野におけるイノベーション運用モデルのカイゼンを実施する。
4. 国際化に重点を置いたスピンオフ運営のためのバイオテクノロジープロジェクトおよびサービスの産業生産戦略を特定するための助言を行う。
5. 大学国際関係副学長室とともに、アジア太平洋プロジェクトとバイオテクノロジー分野のイノベーションプロジェクトのための国際協力モデルへのアイデアを共有する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、温室、試験用農地、遺伝資源、養殖施設、水耕栽培システム、植物組織培養室、太陽光発電システム

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:カウンターパート(40代、女性、環境管理者、修士、経験17年)、同僚(40代、男性、修士、経験10年)

活動対象者:地域の農家約150世帯

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)生物工学 備考:指導的な立場になるため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・温室栽培の経験があるとなお良い

 ・スマート農業経験があるとなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

2次隊の場合は、年明けの派遣となる。