要請番号(JL31524A17)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
リブレ学校
3)任地( キンディオ県シルカシア市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1928年に設立された公立の学校。日本でいう年長の学年から11年生までの約530名の児童、生徒が通っている。10年生、11年生(日本でいう高校生の学年)の生徒は国立職業訓練庁のプログラムと連携して、農業の専門知識を学んでいる。学校には、150m の土地があり、豆類、モロコシ、タマネギ、トマト、葉菜類などの作物を育てている。学年ごとに、管理する土地を分けて作物を栽培し、年長から11年生までが作物を育てる活動を行っている。同地域の別の学校では、小学校教育の隊員が算数指導を行っており、また今後は体育隊員の派遣も予定されている。同募集期では、同任地で幼児教育の隊員も要請も上がっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
学校のあるキンディオ県では、2019年の発表で約55万人の全人口のうち、35%に近い19万人が貧しいという発表があったが、コロナ禍を経て、貧困層人口は増えていると言われており、またその貧困層出身の子どもたちが多くを占めている。また、同県では野菜やフルーツの消費が少なく、乳幼児の偏った栄養状態が、その後の学力格差や所得格差にも影響を及ぼすという研究もある。そのため、学校では児童に基礎的な野菜栽培の方法を身につけさせ、また野菜の消費を促す取り組みに力を入れたいと考え、隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.学校の敷地内での野菜栽培についてアドバイス
2.キンディオ県の教員グループ、キンディオ大学、県農業政策部などとの協働プロジェクト(就農支援、有機農法、スマート農業)の提案
3.有機農法に関するデジタル資料、マニュアル作成
4.同地域にある別の学校への巡回指導
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、パソコン、机、山刀、スコップ、くわ、ショベル
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教員(男性、50代、学士、経験25年)、教員(女性、30代、理科教育修士、経験10年、教員(女性、40代、教育学学士、経験25年)、教員(女性、40代、教育学学士、経験20年)
活動対象者:児童生徒約530名、教員20名、県農業政策部、大学生、県教員など
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒)農学系 備考:指導的立場になるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導的立場になるため
[参考情報]:
・有機農法の経験があることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(11~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2次隊の場合は、年明けの派遣となる。