【配属機関概要】

3）任地（ サンタンデール県フロリダブランカ市 ） JICA事務所の所在地（ ボゴタ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

国立職業訓練庁は、労働者、雇用者、政府の三者が協力して、老若男女に研修機会を提供している。各職業分野で専門性の高い人材を育成し、国の産業振興に資すること、国内の製品レベルの向上による国際競争力強化、雇用率向上と貧困削減の実現を目的として設立され、全国に地域局を持っている。長期・短期の様々な分野の職業訓練コースを実施している。コース修了者には労働省認可の修了証が発行される。年間予算は、300万USドル。2022年度7次隊の品質管理・生産性向上の初代隊員の受け入れ実績あり。配属先HP

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先では、衣服・靴・鞄などの製品製造プロセスを学ぶコースを提供しており、デザインに関係のあるコースの生徒は合計約500名が在籍している。これらの製品のデザインの流行は、変化が速く様々なバリエーションのデザイン能力を持つことが要求されている。配属先は、デザイン能力を強化することで輸入製品を減らし、国内消費の活性化に貢献できる人材を育成したいと考えている。デザインについては、ソフトウェアを用いて生徒へ指導しているが、ソフトウェアに関する豊富な知見を持った人材が少なく、この点を強化・改善するべく本要請に至った。要請されているデザインを強化したい製品は、服、靴、サンダル、鞄、ネックレスやイヤリングなどの宝石類の製品が主な対象である。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚と共に以下の活動を実施する。予定活動時間、8:00～12:00、14:00～16:00
1.様々なレベルに応じたソフトウェアを用いたデザインに関する授業へのサポート・助言
2.カリキュラムの改善提案やカリキュラムに導入すべき技術や分野の分析
3.研究チームやプロジェクト策定チームの会議への参加、研究やプロジェクトへの助言
4.ソフトウェアを活用した日本的なデザインに関する知見の共有や隊員が持つデザイン知識や経験の共有。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、Wifi、ソフトウェア(COREL DRAW, PHOTO SHOP, SHOW MASTER, ILLUSTRATOR, NAXOS)、裁断機、3Dプリンター

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
40代男性、修士(システムエンジニア・経験22年)
40代女性、修士(ファッションデザイン・裁縫、経験20年)
活動対象者:
学生約500名、同僚指導者約20名、民間企業約10社の企業部門の従業員

【資格条件等】

[参考情報]：

　・ソフトウェアを用いたデザイン技術必須

　・グローバルなデザイン知識があるとよい

【地域概況】

【特記事項】

2次隊の場合は、年明けの派遣となる。