要請番号(JL31524A28)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働省
2)配属機関名(日本語)
国立職業訓練庁 サラダ地域局 再生可能自然エネルギーセンター
3)任地( アンティオキア県カルダス市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ首都区ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立職業訓練庁は、労働者・雇用者・政府の三者が協力して、当国の老若男女に広く無料で研修受講機会を提供し、各職業分野における熟練工の育成と国の産業振興に資すること、国内の製品のレベルの向上による国際競争力強化、及び雇用率向上と貧困削減によるよりより社会の実現等の目的として1957年に設立された国立の職業訓練機関である。全国32県とボゴタ首都圏の計33の地域局を持ち、長期・短期の様々な職業訓練コースを実施しており、年間約300万人の受講者がいる。各地域局は各地域の産業特性に合ったコースを設置している。長期修了者には、労働省許可の修了証が発行される。年間予算は、約163万USドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、農業・農牧コースを提供しており、施設を含んだ約55ヘクタールの敷地を活用し、農産物の生産方法だけでなくコンポスト等も実践している。また、きのこ・はちみつ・コーヒー・カカオについてプロジェクトを持っており、特に力を入れて研修を実施している。そのため学生たちは、これらを生産するために実践的に学んでいるが、それぞれを生産するのに適した土壌肥料に整えるための知見が不足している。これらの問題を改善するべく、科学的知見による土壌肥料の改良や栄養状況の診断・分析に加えて土壌肥料を効果的にコントロールする手法が求められており本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.不適切な土壌管理方法や気候変動による物理的・化学的・生物的な観点からの土壌被害の診断
2.農産物の生産性を向上させるため、土壌の栄養を調べる土壌肥沃度調査の実施
3.研究室にて土壌の状態の分析と評価
4.肥えた土壌にするための土壌の回復方法や改善に関する活動計画の策定
5.農業における先端技術やデータの活用・導入を促進することを目的とした助言・提案
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
研究所、植物バイオテクノロジー研究所、ビニールハウス、天秤(MSAモデル)、 ICP-OES(Agilent 5100)、pH測定器(Lab850)、スペクトルフォトメーター(Pharo300)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
50代女性(修士・農学)、40代男性(学士・農学)、50代男性(学士・農学)、30代男性(修士・獣医・牧畜)
活動対象者:
学生約200名、同僚約30名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:指導的な立場になるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導的な立場になるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(16~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員が使用する機材を参考にそれらの機材を使用するための知見があると良い。2次隊の場合は、年明けの派遣となる。