要請番号(JL31524B01)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働省
2)配属機関名(日本語)
職業訓練庁 電気・電子・通信センター
3)任地( クンディナマルカ県ボゴタ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1957年に設立された職業訓練校であり、倫理的・文化的・道徳的に価値の高い、有能で責任感のある市民を労働者として社会へ進出するために包括的な職業訓練プログラムを提供している。プログラムの開発・管理・実施を通して、市民が一定の技術・技能を習得できるように運営している。対象は幅広く、未就学者、失業者、障害者も含まれている。また、これらのプログラムは法律で規定された条件の下で行われており、コース終了後は公的な卒業証明書を発行している。現在の職員数は約440名、生徒数は約13,000名。年間予算は、約470万USドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の電気コースでは太陽光発電に関する授業を行っている。授業内容は、ソーラーパネルの設置・損害状況の確認・メンテナンス方法、太陽光吸収率のシミュレーション、モニターでの蓄電量の確認など多岐に渡る。国も太陽光を含む風力発電、バイオマスなどのグリーンエネルギーを強化したいと考えており、配属先は指導者の能力強化と太陽光発電の知見を持った人材を排出するべく学生に水準の高い教育を提供していきたいと考えている。しかし、コロンビアでは、太陽光発電の普及はあまり進んでおらず、高い知見を持った指導者が不足している。現在のプログラムを見直し、より高いレベルの授業の提供や指導者の能力強化が求められ、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は、電気コースに所属し同僚と共に以下の活動を行います。民間企業を訪問したり、会議をする可能性あり。
1.配属先のプログラムを分析し、改善点を見つけ出し、授業の質を上げるための提案をし、国際的に活躍できる人材を排出するための支援をする。
2.配属先で使用している設備や器材を分析し、評価する。
3.日本で得た知見を活かし、配属先に適用できる技術、好事例を取り入れるための支援をする。
4.他の地域の職業訓練校を対象とし、太陽光発電の研修や能力強化セミナーをオンラインで実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、Wi-Fi、プリンター、ソーラーパネル約850枚、スマートグリッドトレーニングシステム、発電量エミュレーター、ソーラーパネル損害状況分析器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
60代男性 修士(電子工学)、50代男性 学士(電子工学)、40代男性 学士(言語学)、40代男性 修士(システムエンジニア)、60代男性 学士(システムエンジニア)
活動対象者:学生約1600名、同僚約35名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:指導的な立場になるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導的な立場になるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先HP
2024年度春募集にて、同敷地内にある繊維皮革工芸センターから経営管理と品質管理・生産性向上の要請が出ている。