要請番号(JL31524B06)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府国際協力局
2)配属機関名(日本語)
教育省
3)任地( クンディナマルカ県ボゴタ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるコロンビア教育省は、質の高い就学前教育、初等教育、中等教育を提供するため、教員の能力向上を支援し、また、基本的な権利として高等教育を国民が受けられるよう活動している。また、教育機関が地域生活、平和を象徴する場所になるような取り組みや教育を通して、児童生徒の人間性を高め、学校の組織強化を図っている。職員数は、1300名。年間予算は、24億円。これまでにJICA海外協力隊の受け入れ経験はないものの、JICAの平和教育の研修に参加した職員がいる。また日本大使館の草の根・人間の安全保障無償資金協力で学校建設などを行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
コロンビアでは、障害がある子供たちも同じ教室で学ぶインクルーシブ教育を進めている。その中で、カリキュラムの柔軟化であったり、教育環境の改善、教育の評価の仕方、教員に対する能力向上支援などが不可欠であると感じている。そのため、日本の特別教育支援の経験を生かして、グッドプラクティスを取り入れながら、コロンビア流のインクルーシブ教育を模索していきたいということで、今回の要請となった。配属先の教育省では、JICA隊員の受け入れはないものの、地方の公立学校でJICA隊員を受け入れている経験は多い。障害を持つ児童・生徒は、全国に18万人いることがわかっている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.クンディナマルカ県および周辺の7県を対象に教師、及び職員に対してインクルーシブ教育に関する講習会を実施する。
2.日本のインクルーシブ教育の取り組みを共有する。
3.障害者に対するネガティブなイメージを取り払うための取り組み。
4.生徒の特性や学習スタイル、学習リズムを考慮した指導方法について配属先のチームと意見交換をしながらカリキュラム作成を支援します。
5.教育省で作成しているインクルーシブ教育のマニュアルなどの評価をチームの同僚と共に行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピューター、机、プリンター、スキャナー、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
50代 女性 修士(特別教育支援) 経験2年
30~50代 女性 修士(言語聴覚士、
活動対象者:
教育省のインクルーシブ教育担当者、教員、児童、生徒、保護者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:指導的な立場になるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的な立場になるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(8~20℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
教育委員会などで特別支援に携わった経験必須