要請番号(JL31524B11)
募集終了
2代目
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
アンティオキア柔道リーグ
3)任地( アンティオキア県メデジン市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国の柔道レベルはアジアと比較すると低く、南米の中ではブラジル、メキシコ、アルゼンチンに次ぐレベルである。国内の柔道競技人口は現在約2,000名。内アンティオキア県は約600名にのぼり、その競技者をまとめる組織として1976年に同配属先が設立された。配属先は、当国第2の都市メデジン市を擁するアンティオキア県において、柔道の競技レベル向上および普及を目的に活動を行う団体である。配属先は、県内15のクラブを統括しており、指導者の指導力向上が柔道の普及に繋がると強化している状況である。年間予算は約3万ドル。2代目の長期隊員である2023年度2次隊の隊員が2025年10月まで活動予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先で柔道に取り組んでいる13歳~21歳の選手たちは、柔道の基礎である受け身、体捌き、理合い、崩しなどの重要性をあまり認識できていない。そのため、力だけで技を決めようとする傾向にある。また、指導者、同僚、対戦相手に対し敬意を持って接したり、道場の清潔を保ち感謝したりすることなど日本人が重要視している点についてもさらに自覚を深めることが大事だと考えている。加えて、指導者を育成し、指導レベルを強化することで技術の向上や普及にも注力し始めている。前述についてさらに能力強化を図りたいという要望があり、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
メデジン市のスタジアムにある道場にて以下の活動を同僚と共に行います。また、週1回~月数回県内クラブへ出張し活動することが予定されています。
1.13歳~21歳の子どもたちへ技の技術、体捌き、受け身、理合いなどの指導
2.相手や道場に対する礼節、挨拶、他者への敬意など日本の柔道において大切にしている点についての指導
3.指導者の指導能力を強化するための支援
4.県内の大学での柔道の指導・普及活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
畳、マット、コーン、吊るしロープ、バランスボール、トレーニング自転車、ダンベル、バーベル
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
40代女性(柔道4段)、40代男性(柔道5段)、20代男性(柔道2段)
活動対象者:
アンティオキア県内15のクラブと配属先の13歳~21歳までの選手約600名、指導者約20名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:(女性) 備考:女性の指導者が少ないため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導的な立場になるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)