2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31524B24)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
F112 品質管理・生産性向上
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働省

2)配属機関名(日本語)

職業訓練庁 農業センター ラ・グランハ

3)任地( トリマ県エスピナル市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先の農業センターは、SENA-EMPRESAという独特な職業訓練システムを取り入れている。SENA-EMPRESAは、学生が研修の中で1つの企業としてシミュレーションができるようになっており、食品加工の企業を模した施設の中で、学生がそれぞれの役割を果たしながら、加工技術や職員としての基本的な知識を学べるようにしている。同センターで提供しているコースは、穀物加工、乳製品加工、食肉加工、果物野菜加工、コーヒー焙煎、バリスタコース、パン製造など。職員数は、120名。年間予算は、8.3億円。JICA隊員の受け入れは初めて。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在、企業シミュレーション(SENA-EMPRESA)を通じて、加工品の品質の安定・向上を目指して取り組んでいる。ISO9001だけでなく、GMP(適正製造模範)、HACCP(食品安全管理システム)認証も目指したいと考えている。こういった認証取得を目指す過程で、センター内の安全、衛生管理の向上を成し遂げるために、センターに通う学生だけでなく、教員への講習会実施、センター内での監査システムの確立、プロセスの最適化などが求められている。日本における食品加工、衛生管理のグッドプラクティスの共有と、システム化が求められ、今回の隊員要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.食品コースの教員に対して食の安全に対する勉強会を実施する。
2.現在提供しているコースのマニュアル、プロセス、プロトコルの改善のため、授業などに参加し情報収集を行う。
3.見つかった改善点に対しての具体的な解決策を配属先のメンバーと共に検討する。
4.教員、学生と共に、コロンビア・日本、お互いの文化理解のための活動を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

穀物加工機、食肉加工機、パン製造器具、乳製品加工用器具、果物野菜加工器具、焙煎器具、粉砕機など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
30代 男性 農業 経験10年、40代 男性 農業 経験10年
活動対象者:
教員16名、学生約140名(大半は17~22歳)8グループ程度に分かれている。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:指導的な立場になるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導的な立場になるため

[参考情報]:

 ・食品の品質管理経験があるとなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~37℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

センター内に宿泊施設はあるが、住居は県都のイバゲ市として配属先のバスで通勤する予定。