2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31818A05)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

グアノ・ペニペ地区教育事務所

3)任地( チンボラソ県グアノ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国では、2013年から学校改革によって小規模校の統廃合が行われ、統合先の学校規模が大きくなった。基礎教育課程は通常就学前教育を含めて10年間であり、スペイン語教育を行っている。配属先はグアノ市、ペニペ市地域に存在する37校を統括しており、各校に対して、当国の教育方針に基づいた適正な教育指導ができているかどうか、また予算管理についても指導を行っている。同地区は、先住民族が多く居住しており、これまでの教育制度の中では、教育機会均等の恩恵を十分受けられなかった子弟も多く、教育レベルの底上げを目指している。年間予算は約960万米ドル(2017年)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エクアドルでは、児童・生徒の算数に対する苦手意識は総じて高く、それは教える側の教師にとっても同様である。各校は、算数の授業内容を改善させていくことが急務であるとの問題意識を持ってはいるが、どのように授業内容を改善していけばよいのかについての具体的アイデアを持っていない。2014年4月に初代ボランティアが配属され、算数教育の効果的な指導法についての活動を開始した。2015年8月、着任した2代目ボランティアは、地域の先進的な学校を定期的に訪問し、校長や教員と共に児童に対する学習支援を強化するとともに、模擬授業や教員資質向上セミナー実施、教材の紹介といった算数の指導法の質的向上に取り組んでおり、一定の成果が現れはじめた。従って、教員の更なる指導力、技術向上を図るためボランティアの後任派遣による継続支援が求められた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先が管轄する学校(特に先進校)を巡回し、各学校の教員と共に以下の活動を行う。
1. 授業中の学級運営に関する助言を行う。
2. 算数の公開授業を通じた校内研修実施を推進する。
3. 算数の教授法に関する助言を行う。
4. 身近な材料を利用した教具・教材の作成を支援する。
5. 教師、生徒それぞれの目標達成度評価方法について助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品、機材一式(教室、ホワイトボード、算数教具など)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長: 女性40代、 計画課長:男性30代
カウンターパート:計画課職員、男性2名、20代
活動対象者:巡回先学校校長及び教員、児童 小学2-7年生(日本の1-6年生)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への助言・指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはあるものの、停電等の問題もあり常に良好な状態であるとは言い難い。