要請番号(JL31818A09)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サン・ミゲル市役所
2)配属機関名(日本語)
サン・ミゲル市役所慈善財団リハビリテーションセンター
3)任地( ボリーバル県サン・ミゲル市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のサン・ミゲル市役所は、エクアドルの中央にあるボリーバル県の山間部に位置する。同市役所が管轄する地域は障害者が多く、同市役所は彼らの生活の質を向上させるために、1990年に慈善財団を設立し社会福祉及び医療サービスを提供してきた。2008年にはリハビリテーション・サービスの提供を開始し、小児から高齢者まで幅広い年齢層の利用者に同サービスを提供している。現在は2代目作業療法士(以下、OT)の青年海外協力隊(JV)が活動中である(2017年7月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先のリハビリテーション・センターでは、1人のOTがアシスタントともに、作業療法・理学療法分野の治療を患者に対して行っている。対象患者は小児から高齢者までで、疾患は脳・神経疾患(脳卒中、頭部外傷、脳性麻痺及び脊髄損傷等)及び整形外科疾患(腰痛、背部痛、骨折、関節炎及び末梢神経麻痺)等多岐にわたる。同センターの役割は、様々な状況の利用者を的確に評価し治療を行うことのみならず、地域住民の疾患・障害に対する知識を向上し、障害予防に努めることである。しかし、同センターのOTは様々な患者に対応できるほどの知識及び経験を有しておらず、その向上の為にJVが派遣されてきた。同OTの作業療法分野の治療技術は徐々に向上しているが、理学療法分野のさらなる知識及び経験(特に脳・神経疾患)の共有が必要であることから要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚のOTに対して、患者の評価・治療(特に脳・神経疾患)について助言する。
2.同僚のOTに対して、患者の回復および生活の質を向上させるための治療計画の立て方について助言する。
3.同僚のOTと共に、疾患及び障害等に関する市民向け講座を計画・実施する。
4.患者に対して、機能維持及び障害予防・改善について指導・助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
治療ベッド、マット、傾斜階段、エアロバイク、トレッドミル、バランスボール、電気治療器、ホットパック等
4)配属先同僚及び活動対象者
OT:40代女性
アシスタント:40代女性
活動対象者:小児から高齢者、主な疾患(脳・神経疾患、整形外科疾患など)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必須
[参考情報]:
・脳・神経疾患の治療経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(15~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット、水道、電気については、基本的サービスはあるものの、停電等の問題もあり常に良好な状態であるとは言い難い。