2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31819B01)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

社会発展促進財団フィデス
NGO

3)任地( マナビ県ポルトビエホ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2009年に設立された当地のNGOで、マナビ県およびエスメラルダス県の貧困層のコミュニティの発展を促進している。活動はマングローブおよび熱帯・亜熱帯乾燥広葉樹林の保全・再生、各コミュニティの二次的自然環境の保全およびそれに基づく産業(農業、漁業、エコツーリズム、塩田および森林を材料とした商品等)の促進、若者および女性に焦点をあてた組織づくり、防災対策および資金協力などである。また、前述の活動を実施するにあたり、各省庁、大学、民間団体および国際機関との連携を図っている。その中の一つにSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)がある。年間予算は約13万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マングローブ・乾燥広葉樹林のような原生的な自然および二次的自然環境の保全には、地元住民の経済的安定が不可欠であり、配属先は13団体の産業発展のために助言および資金協力を行っている。各団体の取り扱う商品は、はちみつ、塩、パロ・サント・エッセンス、観光(マングローブ、ビーチ、食、野鳥およびカヤック等)、手工芸品、鮮魚および農作物である。団体作りを開始したばかりのコミュニティもあれば、組合化し集積場やレストラン等を整備し販売を軌道にのせている団体もある。各団体の課題は、協同への意識づけ、リーダー的人材の育成、戦略的な販売促進(価格設定、パッケージング、宣伝、販路拡大)、商品の付加価値の向上および資本金集めなど様々である。その中でも配属先は、戦略的な販売促進に関して新たな知識を得ることを急務と感じており、JICA海外協力隊から新たなアイディアを得ようと本要請に至った

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.各団体を訪問し、現状を調査し改善可能な箇所を分析し、同僚に報告・提案する。
2.各団体の一員として組織作りに参加し、士気を高める。
3.団体とともに商品のロゴ・パッケージングの改善を行う。
4.配属先同僚および各団体と共に、SNS・WEBページ・宣伝用ビデオおよび電子カタログの作成および運営を行う。同活動に長けた人材を育成する。
5.各団体とともに物産展等に参加し、販売促進方法について助言する。
6.配属先同僚および各団体とともに、販路拡大および付加価値向上の方法を検討し実践する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所(机、椅子、パソコン)、カメラ(canon)、プロジェクターおよび車両

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
財団長/40代、女性
プロジェクト・プロモーター/50代、男性
会計担当/60代、女性
総務兼資金協力担当/20代、女性
活動対象者:13団体/各団体員は5人~36人

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・販売やマーケティングの実務経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

単独で公共交通機関を利用して各コミュニティを訪問する可能性あり。不便かつ少々不衛生なコミュニティでの宿泊の可能性あり。各コミュニティまでバスで1~3時間程度。
ホームスティを基本とする。