要請番号(JL31819B02)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧省
2)配属機関名(日本語)
ボリーバル県事務所 技術イノベーションユニット
3)任地( ボリーバル県グアランダ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ボリーバル県はエクアドル中央山岳地帯に位置し、面積は約4千平方キロメートル、人口約184千人(2010年)。主な産業は農業で、とうもろこし、カカオ、オレンジ、ジャガイモ、ブラックベリーが多い(面積ベース)。年間予算約1775千米ドル(2018年)。配属先の農牧省県事務所は、職員40名、うち技術イノベーションユニット3名。配属先は住民の生活や食料の質の向上のために、生産者である農家に対し、技術や販売、金融機関との連携、市場開拓支援等の役割を担っている。また、地域における農業政策の向上、及び経済・社会・環境に配慮した持続可能な農産物共有システムによる質の良いサービスの提供を目指している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、地域の小規模農家の生産物が「公正な価格」の取引の拡大による農家の増収と収益の安定を目指しているが、県全体のニーズには応えられていない。配属先は生産者のニーズに応えるための知見を必要としており、そこで、これまでの日本でのマーケティング強化の事例(例えば、販売活動、販売方法、商品化など)を共有し、ボリーバル県生産者の収益向上、生活の向上につなげたいことから、本要請があった。
配属先は、日本の国内各地それぞれの特産品の振興における行政の役割とそのノウハウを吸収し適用したいと考えている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のユニットが実施する業務に参加し、その活動を側面支援する。特に取引チェーンに関する以下の点について配属先同僚とともに活動し(1.2.はワークショップや会議等)、同僚、及び対象者にその知識や経験を共有する。
1.小規模生産者と消費者の直接的な関係構築に関する支援やアドバイス。
2.農牧省が新たに進めるAFCプログラム(家族経営農家産物品質保証)の普及促進に関する支援やアドバイス。
3.AFC付産品の国内・県内等における公正価格取引を促進するしくみについて考案する。
4.小規模農家やその関連団体の、マーケティング成功事例集の作成。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、机、電話、ファックス、インターネット。(PCは共同利用の場合有り)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:・技術イノベーションユニット長/40代/男性/農業経済学士/当該分野での経験14年/農牧省県事務所長経験有り ・技術イノベーションユニット員/コマーシャルネットワーク担当/30代/男性/アグリビジネス学士/農牧省勤務10年
活動対象者:
県内の小規模農家
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:現場経験が必要なため
[参考情報]:
・販売促進、マーケティングの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(4~24℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
一村一品の知識や経験は必須ではないが、豊富だとなお良い。同知識を有さない場合は、参加前に十分な知識を得るように努力すること。
ホームスティを基本とする。