要請番号(JL31822A11)
募集終了
2代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
チャンボ市役所
2)配属機関名(日本語)
チャンボ市役所
3)任地( チンボラソ県チャンボ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国中部山岳地帯に位置する同配属先は、同市を含むチャンボ地域約11千人の住民の生活の質の向上と地域の持続的発展のため、上下水道、ゴミ収集・処理などのサービス提供、道路整備その他社会開発事業を実施している。市役所職員136名、年間予算約309万米ドル(2022年度)。隊員が配属される衛生環境課では、3名の職員と13名の作業員が特に「廃棄物処理」「環境保全」に重点を置いて仕事を行っている。同市は水資源に恵まれ、土壌も肥沃であることから、農牧業が盛んである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
衛生環境課は、環境保全と廃棄物処理効率化に重点を置いており、主に域内26地区のゴミ回収を実施している。地域で回収されるゴミ量は一日あたり約5t、うち60%が生ごみである。同地区では、住民のゴミの取扱いに関する意識・慣習や環境に対する配慮の低さに頭を悩ませている。生ゴミの大半量を耕作地にそのまま捨てる慣習があり、旧習慣を継続していては、環境悪化に歯止めが利かなくなることに危機感を持っている。そのため、2019年から活動した初代隊員は、配属先職員と共に、ゴミ分別と3Rについての啓発活動を教育機関や地域住民に対して実施し、中央市場における生ゴミのコンポスト化についてもプロジェクトが進行中であった。しかしながら、新型コロナウィルスの影響により、急遽帰国となったため、引き続きの要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先関係者に環境教育に関する様々な有効的な手法を紹介する。
2.学校、市場、住民組織などを訪問し、ゴミの分別や3Rについての啓発など、環境配慮に関するワークショップを計画、実施する。
3.生ゴミを減量するための有機ゴミ堆肥化技術(特に、高倉式コンポスト)適用について共に考え、実践するための支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース(机、椅子、パソコン、プリンター)、その他事務用品(共用)
4)配属先同僚及び活動対象者
衛生環境課長:40代男性、経験年数10年
衛生環境課職員:2名
プロジェクト担当(経験5年、50代男性)、技術担当(経験5年、40代男性)
活動対象者: 学校教員、児童生徒(小中高校生)、コミュニティ住民(域内26地区)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)環境科学 備考:同僚のレベル
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた活動が必要
[汎用経験]:
・コンポスト、一般家庭ゴミ等の啓発活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(7~19℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)