要請番号(JL31822A26)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
インバブラ県庁
2)配属機関名(日本語)
インバブラ県庁国際協力・ジオパーク局
3)任地( インバブラ県イバラ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
インバブラ県はエクアドル北部の自然豊かな観光地であり、国際的にもユニークな地質遺産を有することから、2019年4月UNESCOの世界ジオパークに認定された。配属先である国際協力・ジオパーク局では、主としてこのジオパークの管理運営を担当しており、サイトの保護だけでなく、UNESCOの基準に従って、ジオサイトの研究、教育への活用、文化的価値の保護、持続可能な観光開発など多くの使命を担っている。また、サイト運営上ステークホルダー間(教育、観光、研究の分野の利害関係者、地元企業、地方自治体や国の当局、コミュニティリーダー、研究教育機関など)の調整も重要な業務となっている。年間予算は2,362万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
インバブラ県は、県全土がUNESCO世界ジオパークに認定された地質遺産である。県内には美しい観光資源があり、自然環境に配慮した開発によって地域の雇用や収入を創出し、各地域の持続可能な発展を推進することが期待されている。県下の行政区にはそれぞれ観光開発課が存在し、各行政区に点在する観光サイトの開発に取り組んでいるものの、県や他の行政区との連携意識が薄く、県はジオパーク全体としての開発・PRに苦戦している。配属先はステークホルダーの活用や連携モデルの促進によってUNESCOの掲げる持続的な観光開発の達成を目指すとともに、県としての観光戦略を発展させる必要があり、この度、観光分野での協力隊員要請へと至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力し、以下の活動に従事する。
1.県の観光事業を把握するとともに、ジオパーク内の観光ルート(20か所)について開発の優先順位をつける。
2.ステークホルダーとの連携モデル構築に協力し、情報を蓄積する。
3.2で収集した情報に関し、国内外の観光客にとって使い勝手の良い検索サイト開設に協力する。
4.観光パッケージの開発手法について日本の知見を共有し、現地で応用可能な手法を考察する。
5.観光統計データ蓄積とその管理に関する技術的な支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、デスク、プリンター、インターネット、ジオサイトまでの交通手段あり
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
課長(50代男性、修士)、ジオパークチームリーダー(40代男性、学士)、観光チームリーダー(40代男性、修士)
活動対象者:
配属先スタッフ、ジオパーク関係者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務上必須
[参考情報]:
・修士以上の学位があればより好ましい
・実務経験は7~8年以上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(13~24℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
県庁内の勤務だけでなく、標高の高いジオサイトへの訪問・調査も含まれることから、体力に自信のあることが必須。実務経験は7~8年以上必須。配属先ウェブサイト http://geoparque.imbabura.gob.ec/