要請番号(JL31822B01)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ロハ県庁
2)配属機関名(日本語)
ロハ県庁生産開発部
3)任地( ロハ県ロハ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ロハ県はエクアドル南部、ペルーとの国境沿いに位置し、農業、畜産、観光が主要産業となっている。また、温暖で安定した気候条件から、コーヒー栽培が盛んな土地として有名であり、質の高いアラビカコーヒーは国内消費だけでなく、海外へも輸出されている。配属先の県庁生産開発部では、農業や畜産の生産性向上支援の他、観光資源開発にも力を入れており、とりわけ県内の「Ruta de Cafe」と呼ばれるコーヒー栽培農家が連なるルートのアグロツーリズム開発と同ルートに位置する栽培農家のプロモーション能力強化は優先課題となっている。県庁の年間予算は31百万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ロハ県は国内で2番目に多いコーヒー生産量を誇り、生産者、NGOなどの支援団体、県庁が一丸となって質の高いコーヒー生産に取り組んできた。アラビカ種を中心とするコーヒーは標高800~2,200m、平均気温16.8~24度の環境で栽培され、伝統的に果樹や樹木、薬草などと混栽されている。すでにブランド力のあるロハ産コーヒーだが、県では国家戦略に基づき、コーヒー農園でのアグロツーリズム開発を推進しようとしている。2017年の調査では、8つの農園が候補地として挙げられているが、アグロツーリズムの手法に詳しい職員がいないため開発に必要な基礎的な調査から着手する必要があり、協力隊員による支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1.各農園の強みと弱みを分析し、プロファイルを作成する。
2.栽培農家や県庁職員と共にアクションプラン策定に取り組む。
3.顧客のニーズを踏まえた観光商品開発に協力する。
4.農園スタッフに対して、顧客サービスの質向上に関するワークショップを企画する。
5.「Ruta de Cafe」のプロモーションのため、SNSやその他メディアを介した広報活動と広報資料の作成を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、机、ノートパソコン(共有)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
50代男性(大卒(農業技師)、コーヒー分野での経験11年)、
30代男性(大卒(観光経営)、観光分野での経験11年)
活動対象者:
コーヒー生産者、観光業者など
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必須
[汎用経験]:
・地域開発や地域活性化の知識や経験
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
[参考情報]:
・自治体での地域観光開発の経験を重視する
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(9~21℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)