要請番号(JL31822B12)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家高等教育科学技術革新庁
2)配属機関名(日本語)
サルバドル・ブスタマンテ・セリ高等音楽院
3)任地( ロハ県ロハ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の前身は1945年に設立された音楽学校で、現在の高等音楽院として教育省から認可を受けたのは1997年となっている。また、音楽家エドガー・パラシオスの働きかけでエクアドル国内だけでなく、ロシア、ルーマニア、チリ、アルゼンチン、ペルー等から講師を招聘し、優秀な卒業生を輩出してきた。音楽院にはピアノを含む14の専門コースがあり、24名の講師が所属し、付属のオーケストラの他、7つのアンサンブルがある。現在、ピアノ専攻の生徒は6名となっているが、他専攻の生徒も副科としてピアノを学んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
学生の一部は芸術高校や音楽学校を卒業し、入学試験を受けることなく進学してくるが、ピアノの基礎的な知識や技術を習得していない学生が多く、基礎能力の底上げが急務となっている。配属先には4名のピアノ講師(専任1名、副科ピアノ3名)が在籍しているが、個々の学生のニーズや課題へ対応するには十分でなく、また高等教育機関として一定の水準を確保するため指導体制の強化が望まれている。隊員には、各時代様式に沿った楽曲の解釈力および演奏技術の向上を支援することが求められている他、学生の豊かな音楽性を育て、学習意欲の向上に貢献することが期待されている。さらに、高校と連携した音楽教育への協力も要請されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1.生徒ひとり一人の技術やレベルに合わせた指導を行い、各人に適した奏法が身につくよう支援する。
2.異なる様式の楽曲を弾き分ける解釈力と演奏技術の習得を支援する。
3.芸術高校や音楽学校生徒及び教師を対象としたレッスンを提供し、進学前の生徒の基礎能力強化や教師の指導技術力向上を支援する。
4.ピアノ奏者として付属オーケストラやアンサンブルへ参加し、演奏指導や助言を行う。また、日本の楽曲を紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、ピアノ(YAMAHA)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ピアノ講師4名(20代~50代、経験5~25年)
活動対象者:
教員24名および学生約60名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)音楽 備考:業務上必須
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務上必須
[汎用経験]:
・ピアノの指導経験
[参考情報]:
・大学での勤務となるため修士以上が好ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(9~21℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先ウェブサイト https://consersupsbc.wixsite.com/educ