要請番号(JL31822B13)
募集終了
2代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
オタバロ教育事務所
3)任地( インバブラ県オタバロ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のオタバロ教育事務所は、エクアドル北部山岳地域、人口約4万人のインバブラ県オタバロ市に位置しており、観光名所としても有名な都市である。現地住民の半数以上が先住民族(キチュア族)で、同地区ではスペイン語並びにキチュア語の二言語教育が実施されており、多文化共生に向けた教育が実践されている。同教育事務所は教育の機会均等の観点から、すべての子供たちに適切で質の高い教育を提供することを目指し、教育省が策定する教育政策・教育計画の実践と管理を行っており、約80校の学校を管轄している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先には、協力隊(小学校教育)が2018年8月に着任し、教育事務所が管轄する県内公立学校での巡回指導を開始した。活動では、体育授業内容に関する助言や指導を中心に、教職員を対象とした体育授業に関する研修会開催、日本の体育教育で取り入れられているアクティビティや運動会の紹介などを実施してきた。いくつかの巡回校では、運動会の開催に至ったケースもあり、かつ現地教員の理解もあって一定の成果が得られたところである。しかしながら、現地の小学校教員は体育を専門としていないことが多く、教員の更なる体育指導力向上と、質の高い体育教育定着のためJICA海外協力隊の後任派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先が管轄する学校を巡回し、各学校の教員とともに以下の活動を実施する。
1.前任者の成果も踏まえて、巡回校の体育授業や教授法に関する課題を確認する。
2.体育の模擬授業や研修会を企画し、現地小学校の体育教育の質向上を支援する。
3.地区内の特定校において、運動会の実施に協力するとともに、他校での普及を促進する。
4.その他、巡回を通して、各校の教員に体育授業の実践指導を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
跳び箱、マット、三角コーン、サッカーボール、バスケットボール(但し、状態は良くない)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
教育事務所職員(40代女性)
各校教員(男女4名)
活動対象者:
対象校の教員、生徒
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:活動上必須
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:活動上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)