要請番号(JL31822B30)
募集終了
2代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
アスアイ脳性麻痺センター
NGO
3)任地( アスアイ県クエンカ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1982年、脳性麻痺児のケアを目的に障害児の保護者やボランティアグループによって設立された非営利組織である。現在は、政府や民間からの援助を受けつつ、地域の中核施設として様々な障害を持つ子供たちを受け入れている。センターの利用者は140名で、医師による診療の他、リハビリテーション、教育の機会を提供している。脳性麻痺の他、知的障害、自閉症、視覚障害を持つ軽度から重度の障害児者(0~35歳)を受け入れており、個別リハビリテーションの他、年齢・知的能力・自立度によって1クラス15~20人程度に分けた教育支援を行っている。年間予算は約14.4万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先には4名の理学療法士および2名の言語聴覚士が在籍し、在籍児童・生徒および外来利用者に対してリハビリテーションを施行している。しかしながら、ADL訓練や自立生活支援に対して専門的見地から介入できる作業療法士が在籍しておらず、配属先の目指す包括的なリハビリテーションの実現が困難な環境となっている。2018年7月からは作業療法士隊員が派遣され、専門職スタッフに対して作業療法の視点から助言・技術支援を実施したが、配属先からは継続的な協力を望む声があり、本要請へと至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1.セミナーやワークショップを通して、配属先に適用可能な評価法の紹介、実施法、解釈の仕方を同僚へ伝達する。
2.目と手の協応動作の発達を促す遊びや教材を紹介し、教育やリハビリの場面で取り入れるよう同僚へ助言・提案する。
3.他のセラピストと協力し、生徒の家族や教師に道具(スプーンや鉛筆など)の正しい使い方をテーマに研修会を開催する。
4.作業療法の観点から、リラクゼーション、姿勢調整、日常生活動作などについて他のセラピストや家族に助言・提案する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理学療法室(マット、ベット、玩具および平行棒等の理学療法機器)、簡易的なADL室(ベット、棚、テーブル、椅子および調理器具等)およびインターネット等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理学療法士(40代男性、経験24年)
特別支援学級教師(20代女性、経験4年)
活動対象者:
上記他に理学療法士3名、言語聴覚士2名、教師12名などが在籍。障害児約140名および保護者。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必須
[参考情報]:
・小児の臨床経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先ウェブサイト https://ipca.catedraunescoinclusion.org/author/ipca/